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努力と成功② ~大きさと方向と~

こんにちは! あたたけ です。

前回は普通の人は努力しないと成功は難しいという話でした。


その中で、ムダな努力をしないため、
努力のベクトル』というワードを出しました。
今回はそれについてのお話です。


1.努力のベクトルって何??

何かしらの結果を得るには、それに応じた実力(&運)が必要です。
で、その『実力』をつけるために何かしらの努力をするわけですが、
必死に頑張っても、それが求める実力に結びつかないものだと
まったく意味がありません。
いわゆる『ムダな努力』というものですね。

一方、結果は出なくても必要な実力がついたのであれば、
それはムダな努力ではないってことでしょう。
いざチャンスが訪れた時のための蓄えですね。
(ずっとチャンスが来ないこともあるのは事実ですが)

じゃあ、ムダな努力をしないために、何に気をつければ良いのか?

私が大切だと感じるのは、
その努力は求める実力に繋がるものか(向き)
その努力は充分なものか(大きさ)

の2つ、つまり努力のベクトル(向き×大きさ)を客観的に見ること、
だと思います。

まずは、最終的に目指すところ(なりたい自分)と今の自分とを比べ
何が足りていないのか考えるのが大切だと思います。
(まぁ、実力を客観的に評価するってことが難しいのですが、、、、)

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2.努力の方向って?

方向については、文章にしてしまうと、
『目的に対し、計画時点の妥当性確認(P)と
 しばらく進めて(D)からの有効性の検証(C)を行い、
 ずれていたら修正する(A)』という、
まぁ、私の大好物のPDCAでおしまいです。

ただ、最近強く感じるのは、
努力の方向は少しくらいずれていてもいいのかな?
ということです。

それっぽく言い換えれば、
『直接目的に繋がらなくても、周辺の知識を広くつけるのは将来役に立つ』
ということです。
下手すれば、まったく関連ない知識ですら役に立つことがある気がします。

私自身のことを考えてみますと、
専門分野は『食品の安全・品質管理』です。
が、『教育』『(食品に関わらない)安全マネジメント』なども
個人的な興味で調べたり、本を読んだりして、
食の安全・品質管理の業務にフィードバックされています。
さらには、マンガや小説、ゲームなどからも
良い影響や考え方のヒントを受けることがよくあります。

短期的に成果を出すには、
ピンポイントで方向をあわせた努力が必要かもしれませんが、
長期的に考えると、少しくらい方向がずれていても良いかもしれませんね。
大事なことは、
常に頭の片隅で、目指すところを意識しておく
ということだと思います。

目指すところを意識出来ていれば、どのようなインプットであっても、
良いものはキチンと取り入れることが出来る気がします。たぶん。
逆に言えば、目指すところを意識出来ていないと、
ピンポイントの努力以外は全て『ムダな努力』に
なってしまうのではないでしょうか。

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3.努力の大きさ? だから、頑張ってるってば!!

努力の大きさはなかなか難しい問題ですね。
自分自身では必死に頑張った気がしても、
実は全然足りていないってよくある気がします。

まぁ、努力の大きさについても、
結局は方向の時と同じく、PDCAですね。
『目的に対し、計画時点の妥当性確認(P)と
 しばらく進めて(D)からの有効性の検証(C)を行い、
 足りなかったら追加する(A)』

ただし、方向は間違っていてもいずれ役に立つかもしれませんが、
大きさの場合は、足りないと何の結果にも繋がらないということは
忘れないようにしたいです。

ここでも大切なのは『目指すところを意識する』ですね。

私の自宅(埼玉)から実家(奈良)まで500kmくらいですが、
帰省の際、いつも静岡に入ったくらい(100kmくらい?)で、
もう運転ええわ!ってなります。

目的地が明確に見えているから、
『頑張ったけどまだ足りない』とわかるのですが
ゴールが見えていなかったら、
『いつまで頑張れば良いんだー、こんなに頑張ったのにー』
ってなる気がしませんか?

結果が出てないのに、自分はこんなに頑張ったアピールをしてくる人って
仕事をしていていませんか?
そういう『努力の自己満足』には陥りたくないものです。

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ということで、今回(&前回)のまとめです。

・凡人が成果を出そうと思ったら、やっぱり努力は必要
・自分のおこなった努力の方向&大きさを正しく評価するには、
 目指すところをキチンと考える
・目指すところを意識出来ていたら
 『ムダな努力』&『努力の自己満足(≒努力不足)』はあまり起こらない


それでは、今回はこの辺りで!

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