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現場力の功罪 ~業務遂行の悪循環?~

こんにちは! あたたけ です。

いわゆるSNSが百花繚乱な時代?ですね。
子どもの将来なりたい職業ランキングの上位に
『ユーチューバー』が入り話題になったのがだいぶ前な気がします。

あたたけ的には、企業で働く方が楽だと思いますけどね。
ユーチューバーに限らず、漫画家とか小説家とか、
いわゆる『フリーのクリエイター』って、常に何かを創り続けて、
休んでいても頭のどこかでは常に次のネタを考えていて、
それでいて、決して収入が安定していないというイメージが。。。。。

あたたけの『noteへの投稿』や『食品安全に関する寄稿・研修』などは
完全に趣味の世界なので、『いつでもやめられる』ため
特にプレッシャーを感じることもなく、のんびりと続けていますが、
これが『収入源』となると、だいぶきついだろうなぁと思います。

さて、SNSの一番の恩恵だとあたたけが感じるのは
無数のクリエイターさんの作品、想いに触れることができる
というものです。

あたたけが子供のころの話で申し訳ないのですが、
創作物に触れる機会って、本とかゲームとか、いわゆる、
『商業的に流通しているもの』しかなかった気がするんですよね。
さらに、商業ベースな時点で、多かれ少なかれ何かしらの修正が入り、
クリエイターさんの本音?が直接届くことも少なかったでしょうし。

そう考えると、SNSってうまく活用すれば、とても有意義なんですよね。

だいぶ前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入ります。
ということで、あたたけがフォローしているクリエイターさんから
記事を引用させていただきます。

皆さまの立場にもよりますが、
上の指示が雑で的外れでも、下がどうにかして乗り切ってしまう
ということってよくありませんか?

まぁ、『指示を出す側が、現場の現状を常に把握できるわけではない』
という現実があるので、仕方ない面もあります。
というよりも、あたたけは
指示を出す側が、現場を完ぺきに把握する必要はない』と思っています。

組織というのは、一応、
『指示を出す人は、指示を受ける人よりも少ない』はずです。
『指示を出す側が現場を全て把握しないとダメ』というのであれば、
極端なたとえかもしれませんが、
『社長という立場の人は、社員全員の仕事を把握しないとダメ』
ということになります。
イヤイヤ、さすがにムリでしょう。

指示を出す側は現場の(単なる不満ではなく改善につながる)声を聴く、
現場はある程度は調整しつつ、現場の状況を端的に伝える、

ということができていれば問題ないと思います。


では、『上の指示が雑で的外れでも、下がどうにかして乗り切ってしまう』
ことの何が問題なのか?
あたたけからは、2つの問題点を挙げてみます。

まず1つ考えられるのは
上が、乗り切ったことを自分(だけ)の成果とする』という
下の不満に直結するもの、組織の雰囲気を悪くするものです。

これは、上の人が、人としてろくでもないというパターンもありますが、
『自分もそうされたから、それが当然』という無意識の悪意が原因と
なっていることも多いような気がします。

もう1つの問題点が
上が、的外れな指示を出していることに永遠に気づかない』という
組織の発展を妨げる(もしくは、組織の衰退を進める)ものです。

これは、上の人の能力の問題もありますが、
『上は的外れな指示を出した自覚がない』だけでなく
『下は指示が的外れであったことを伝えていない』という、
上と下のコミュニケーション不良に原因があることも多い気がします。


では、この『現場力への依存問題』を解決するにはどうすればいいのか?

上の立場であれば、
下の成果を評価する(褒める)、評価していることを周りに伝える』が
最善手だと思います。
そのためには『(立場に関わらず)人に感謝する』という
人として当たり前のことができないとダメですが。
人の不満って『評価されないこと』が多いと思います。特に仕事であれば。
だったら、きちんと下の人を評価すれば、ちゃんと助けてくれるんですよ!

・・・まぁ、上の人が自分の問題だと気づけば、
それだけで『現場力への依存』という問題を解決できそうなんですけどね。


下の立場でこの問題を解決するにはどうすればいいか?
下の立場で組織の改革って難しいのですが。。。。。
うーん、本気で解決したいのであれば、
『指示がおかしい。だから、こうやって乗り切った。』と、キチンと伝える
ことからはじめるしかないかなぁ。。。。
忘れてはいけないのが
『乗り切ってから(無視できない成果を出してから)』伝えることですね。
成果を出す人というのは上にとって(自分の成果のために)大事な人なので
成果を出す人の意見をある程度は聞き入れざるを得ないと思います。
あとは伝え方の問題もあるでしょう。
うまく上を立てつつ、手のひらで転がすように。。。。

あとは、『自分が上の立場になったときに、理想通りの上を演じる』とか?
大勢が『あんな上司にはならない!』って想い続け、演じ続けていけば、
いずれは人が入れ替わり、ろくでもない上司っていなくなるはずですので。

想いをもって仕事をするのは良いことなんでしょうけど、
その想いが『より良い組織にする』というような前向きのものではなく
『上への不満』というような後ろ向きのものでしかなければ、
そんな想いが続くわけもなく、
いずれ自分も『ろくでもない上』になってしまうのではないでしょうか?


さてさて、今回引用させていただいた、コハラモトシ様ですが、
『アニワル』シリーズなどで心にささる言葉を紡ぎだされています。
で、これが全然説教くさくない!
さらに、けっこうな頻度で発信されてる!
もうね、この人は何者なのか!って感心しっぱなしです。
こういう出会いはSNSならではだと思います。


それでは今回はこの辺りで。

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