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信用 ~得るのは大変、失うのは簡単~

こんにちは! あたたけ です。

年末に向け、いろいろとバタバタしている時期でしょうか?
あたたけは、、、、意外と落ち着いた状況です。

小売ですので店の準備が中心、品管業務は少し控えめにという時期でして。
他社様はわかりませんけどね。
注意喚起等はしますが、よほどの事故等がない限り穏やかな時期です。
なので来期の準備や宿題?にコソコソと取り組んでいるところです。

と、のほほんと仕事をしていると、暇そうにしているのがバレるのか、いろいろとご相談をいただくわけです。
時にメンドーな案件もありますが、(部門として)相談を受ける機会が増えるのは社内で信用が高まったことを実感できてありがたいことです。
自画自賛ですね。

さて、あたたけが品管担当として最重要視しているのが『社内の信用を得る』ということです。
ぶっちゃけ、今の会社に入社当初は『理屈の上では正しいこと』をいくら伝えても周り(他部門の方)はなかなか動いてくれませんでした。
これじゃあ仕事にならんということで、いろいろと考えた結果、まずは信用を得るように行動してみたものです。
一言であらわすと、『相手のやりたいことを否定しない、できるように支援する』というスタンスを明確に出したってところでしょうか。
で、その結果、少しずつこちらの意見を聞き入れ、さらには相談に来てくれるようになったわけです。

『何を言ったかより誰が言ったかが重視される』というのは、『上司の顔色を伺う』という意味でダメな組織の特徴としてあげられることがあります。
が、冷静に考えて『信用していない人の話を素直に聞き入れる』って、けっこうなリスクなんですよね。

さらに、自身になじみのない分野であれば、余計に『情報の内容』よりも『情報の発信源(≒人)』で判断してしまうのは仕方ないんだろうなぁと思います。
『なじみがない≒情報の真偽を判断するだけの基礎知識がない』ってことですから。
そんなこんなで、表面上だけでも『人当たりが良い人・頼りになりそうな人』を演じ続けて、ようやくわずかばかりの影響力を得たというわけです。

さてさて、人からの信用を表す概念?として『信用貯金』『信頼残高』というものがあります。

あたたけもこの概念を信じ、コツコツと残高を増やすようにしてきたわけです。
が、ここ最近、『貯金って考え方は誤解するかも??』と思うんですよね。
単純な話で『増やすときの労力と使うとき/失うときの見返り?のバランスがあってない』って印象がありまして。
当たり前のことですが、信用を得るのは大変ですが、失うのってあっという間ですからね。
(『貯めるのは大変、使うのは一瞬』ってあたたけの貯金と同じですが)

『信用貯金』ってあくまで概念の話ですが、『お金』に例えることで『信用=数値であらわせる定量的なもの』と勘違いする人がいるのかなぁと。
で、『こんなに貯めた(≒信頼を得る行動をした)んだから、少しくらい引き出しても(≒自分勝手な行動で甘えても)大丈夫なはず』と雑に考えて信用を大きく失う人が続出しているような気がします。
身近なところでも見かけるし。。。。

と考えてみると、信用って貯めることができる『貯金』ではなく、何かやらかした時のために積み立てておく『保険』とか、上がれば上がるほど見返りが増える『株価』の方がイメージとして近いのかなぁと思ったり思わなかったり。

信用貯金という言葉だけ見て、『貯めれば使える』という発想をするのがダメなんですよね。
見返りを大前提に行動する時点で反感を買い、信用されない気もします。
信用はコツコツと高めることだけ考えて、使うこと(≒何かしらの見返り、支援、許容 など)は考えないのが大事なんですよね。

さらに言えば、組織に属する上では『一定の信頼残高がないと味方とは見なされない』ってのが大前提だと思います。
『同じ組織に所属する』だけでは信用は得られないのです。

『仕事がうまくいかない、周りの協力が得られない』とお考えの方は、今まで頑張った(≒貯金があるはず)とかの甘えた考えは持たず、まずは真摯に『組織や仕事相手への貢献・思いやりを持った行動』を行ってもらいたいものです。

ご意見・ご質問等、▼こちらからお願いします!

ではでは。今回はこの辺りで!

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