三崎の夫婦出版社『アタシ社』
記事一覧
「本と美容室」はじまります。
腕のいい美容室とセレクト書店を1つにして、日本全国の面白きローカルに展開します。僕の20年越しの想いを込めた新規事業です。
これから数年かけて、日本全国にこの輪を広げていきます。最初の地は「真鶴」に決定。店主となる美容師さんを募集します。
これからのキャリアを考えている、
東京など都市部で腕を磨いてきた中堅美容師さん。これからの「新しい美容師の生き方」を一緒に作っていきませんか?面白きローカル
骨折した藤沢宏光とMPを支援したい
三崎で出版社を営んでいるアタシ社のミネシンゴです。この記事は、三崎のお宝である藤沢宏光さんの支援を目的に書かせていただきました。本記事は有料となっており、記事の購入代金は全て藤沢宏光さんにお渡しさせていただきます。ことの経緯を下記に書かせていただきましたので、お読みいただけますと幸いです。
\支援方法/
ページ下部の「記事を購入する」ボタンより決済可能です。ご支援よろしくおねがいします。藤沢さん
美容室、はじめました。
美容師を志した18歳から、18年が経ちました。
いろいろな職種を経験して、転職も5回。
美容師時代は身体に悩まされ、美容雑誌編集者時代は業界のことを考えて、ホットペッパービューティの営業マン時代はたくさんの経営者を見てきました。
髪とアタシを作ったときは業界になにか一石投じようと、20代の若さでメディアを作ったり、なにくそでものづくりをしてきました。
アタシ社を作って4年が経ち、三崎という新天地で
写真家 竹沢うるま「旅情熱帯夜〈01〉「Bangladesh」発行記念トークイベント開催のお知らせ
アタシ社より発行される新刊「旅情熱帯夜〈01〉-Bangladesh-」が6/30に発売となりました。
前回のテスト版「ポルトガル編」を発行して10カ月。今回はバングラディシュ編です!
1021日103カ国を巡った旅の記憶をまとめた旅本の決定版「旅情熱帯夜」の続編となる今回の本。
B4変形、34ページと前回からバージョンアップし、4Pの書き下ろし旅行記も掲載。大型本だからこそ楽しめる写真の世界に
この町と一緒に、歳をとっていきたい。
アタシ社を三崎にうつして初の刊行「写真集 南端」がやっと発売できた。
三浦の人びとを撮り続けてきた写真家 有高唯之さんの処女作を作れたのは本当に嬉しかった。カルチャー誌をはじめ、ポートレイト写真も数多く撮ってきた写真家だからこそ切り取れる「表情」を、毎回見るたびに背筋がのびた。目の奥に潜む、その人の「芯」みたいなものに触れる瞬間、写真の力に心底尊敬した。
三崎での写真展「南端」レセプションも終わ
住む場所は、いよいよNO BORDERに。
みなとみらいにある大人のシェアスペースBUKATSUDOでの講義「近い将来、湘南で暮らしたい学<第5期> ~暮らしたい街に関わる、キッカケづくり講座~」が終わった。
去年、三崎に引っ越したことをきっかけに、鎌倉逗子学から、西は真鶴、南は三崎までを【湘南】と捉えて企画した今講座。
講師陣も各エリアのローカルヒーローたちにお願いして、各エリアの魅力を話してもらった。
■第1回 3/4(日)13:00
あなたが読み終えた本は、誰かの始まりの本になる。
三崎の蔵書室「本と屯」を開けて4ヶ月が経った。
この4ヶ月に不思議なことが何度も起こって、何度も目を丸くしてきた。
朝、扉の前に紙袋が置いてあって、中には20冊ほどの本と手紙が入っている。
「捨てられないし、置いてあっても読まないので。誰かに読んで欲しいから」
その手紙を書いて、袋に本を詰めて、扉の前に持ってくる途中の道すがら、どんな気持ちだったんだろう。どんな人が持ってきてくれたんだろう。
人は本を読む。そして、捨てられない生き物だ。
三崎の蔵書室、「本と屯」をはじめて2ヶ月経った。
昨日の日曜日は清々しく晴れた日だったから、三崎も観光客で賑わっていた。
バスが来る時刻までのヒマつぶしとして、本と屯に寄ってくれた人が多かった。
本がある空間に一歩入れば人は本を読むし、なにかしらの刺激を受けるものだ。自分が好きな作家や、気になっていたワードが目に飛び込んできたときは、「あっ」と声をもらさずにはいられない。
この小さな物体の中に、未
心の声が訊きたくなったら、音のない場所へ。
心がざわざわして、落ち着かないときがある。
日々の仕事に追われて、他人の声と言葉に翻弄されて、自分の「心の声」が聴こえないときがある。
昔から人混みや大都会が苦手で、目に飛び込んでくる情報にいちいち反応しては、なにかを思ったりする。初めて東京でとり暮らしをしたときも、喧騒のど真ん中に行くことはやっぱり避けてしまって、「新丸子」で家を借りた。たいして行く気もないのに、家の裏には多摩川がすぐ近くあって
知りたい。だから人は勉強する。
三崎で新潮編集長の矢野さんと飲んでいたある日の夜。
おもしろい喫茶店が城ヶ島にあると教えてくれた。そこのマスターがなんとも勉強家で、四六時中、映画鑑賞したり、本を読んだり、調べ物をしているらしい。矢野さんのスマホに保存されていた、「2017年映画ベスト500」という手書きのリストを見て、背筋が伸びた。
城ヶ島大橋をバイクで走り、50円を入り口で払う。ここが三浦半島の最南端、城ヶ島だ。小学生?のこ
誰もやらない仕事は、誰かがやらなきゃいけないんだ。
髪とアタシを創刊してから4年が経った。サラリーマン時代、20代最後に雑誌を作りたいと思って、一念発起してつくった雑誌も4年が経って5冊出した。たったの5冊、されど5冊。発行するたびに、「髪」のおもしろさと「美容師」の仕事の偉大さに感銘を受けて、今も美容熱は帯びたままだ。
ぼくの美容人生は、いろんな大人たちに振り回されながら、それでも楽しさと希望を見出してなんとかやってきた感じがする。
最初に就職し
関係人口をどこまで増やせるか。
三浦半島最南端、三崎に引っ越して2ヶ月が経った。
日々東京↔三崎を行き来しながら、「本と屯」を開けては路上観察をし、訪れた人とコミュニケーションを交わす毎日を過ごしている。
たまたま通りがかった人、ローカル誌を見てわざわざ来てくれる人、本を寄贈しに来る人、絵本を読みに来る子供。みんながなにかしらの「本」に触れて、アタシ社のことを知る。これは出版社にとってとても有意義なことで、本をつくっている張本人