映画デパプリを鑑賞して ※ネタバレ含みます
① はじめに
タイトル通り映画デパプリ鑑賞した。
なんと4回も!
もうここまでくるとDVD買った方がはやいよね?と親に言われ自らもうなづいてしまう始末…。
でも私は4回劇場に足を運んだことを後悔していない。なんならまだ懲りずに5回目も鑑賞したいところだ。
劇場で見て大正解な映画デパプリがつれてきてくれた様々なメッセージについて綴ろうと思う。
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②大人ってなんだろう
私はプリキュアが大好きな19歳。
19歳 と言うとなんとも微妙な年齢だ。
成人はしている。
お酒は飲めないが、身体は成長していてもう子供ではない。
20歳になったら…?
お酒が飲めるようになったら…?
世間は大人だとうたうけど、
それはほんものの「大人」なのだろうか。
「それは違う。」私はこの映画を見てそう思った。
大幅なネタバレをするのだが、
ゲストキャラクター ケットシーは
「大人に利用されて大人が信じられなくなった。」
自分と同じような子供を増やさないようにする為に大人を身動きの取れないぬいぐるみに変えて子供たちだけで生きていける世界を作ろうとする。
あまりに切ない物語を前に子供向け作品だということを忘れ、無我夢中で画面に齧り付いていた。
私は世の中には2種類、大人のようで大人になりきれてないにせものが存在すると思っている。
1つ目は私のように 成人済みでも経験が浅く、前に進まなければならない人。
2つ目は 人の心を踏みにじり、利用する人。
本編では主に2つ目を重点的に描いていたが、作品を通してまたひとつ「大人」を見つめ直すことができた。
1つ目に妥当する私は、ひとりで生活できる力が欠けているが、ゆいちゃん(キュアプレシャス)のように周りの人達に恵まれて
こうやって大好きなものに夢中になって日々を生きることができている。
それでも今までの人生で、2つ目に妥当する人間から
私が生まれ持った疾患の症状をバカにされることがあったり、
プリキュアを応援していることを「おこさま」だと笑う人々もいた。
生きていくうえで人はどこでどう間違ってしまうのか。
2つ目のような「大人」が当たり前になってしまったかわいそうな人々や、
それこそ、ケットシーさんのように
人を信じることが怖くなったからこそ生まれた感情もあるのかもしれない。
大人って価値観を押しつけない人…受け入れてくれる懐の広い人…(?)
「大人」の答えなんて難しくてまだピンとこないけど、大人が中心で動いていく世の中だからこそその言葉で子供たちはたくさん影響を受けて生きていくのだろう。
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③お子さまランチに込められた想い
この映画のテーマ!
それはタイトルにもなっている「お子様ランチ」だ。
お子様ランチ ときいてどんな印象を持つ人が多いだろうか…?
私はハンバーグにオムライス、スパゲッティにプリンなんかを想像するけど
普段、単品で食べるようなメニューをギュギュギュっと凝縮させたこのプレートは
「よくばりセット」だと思う。
贅沢でキラキラで食べると笑顔が溢れる幸せのプレート。
そうやってみんなの好きなメニューを集めて
「お子様ランチ」を食べることができるという夢のある描写があったことも
ご飯をテーマにしているデパプリ映画ならではの魅力だと思う。
同時にこの映画が指す「お子様ランチ」
について、とても考えさせられた。
②でも書いたように ゲストキャラクターケットシーがこの物語のキーになっている。
大人に利用されたからこそ大人を陥れようと計画する彼は
自分の「罪」に気づいていた。
だからこそ劇中「僕にはお子様ランチを食べる資格がない。」と言っていて
子供を本気で守りたいから
子供に経緯をはらって「お子様」と呼ばれるよくばりセットで夢のテーマパークを作ったのかなって。
今作はエナジー妖精 コメコメの成長の物語としても描かれているのだが、
はやく大人になりたいコメコメが子供っぽいと言われるのが嫌でお子様ランチは「子供が食べる」から食べたくないと訴える場面もある。
全く逆だけど、それぞれの想いを持った
ケットシーとコメコメが交わり、
大きな想いの誕生でエナジー妖精がプリキュアになる姿は圧巻だ…。
プリキュア全員がお子様ランチドレスを身にまとい、過去にとらわれたケットシーを救おうとする最終決戦は4回見ても涙が零れた。
「お子様ランチは何歳になっても食べてもいい」と訴えるコメコメの成長と
あたたかく、とてもやわらかい愛に溢れた言葉。
ケットシーにとって大事なご飯であるお子様ランチは
「ありのまま」の象徴だと思う。
ケットシーもコメコメも「そのまま」
で「夢」は叶えられるんだ。
私も「疾患も含め 私」だし、
「プリキュアが大好きな私」が存在してもいいんだ。
こうやってプリキュアからもらった想いを
これからも忘れずに前に進みたい。
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④ プリヲタ発狂ッッッ
(書き終わって気づいたけど、ここからなぜか文体が変わってる…気にしないでね☆)
ここでは同時上映
「わたしだけのお子様ランチ」
について触れます。
目次のタイトルにある通り、プリキュア発狂案件なんです…!!
というのもこの作品
デリシャスパーティ♡プリキュアをメインに
「トロピカルージュプリキュア」
「ヒーリングっどプリキュア」
「スター☆トゥインクルプリキュア」
が登場します…。
内容としてはデパプリメンバーがお客様に提供するお子様ランチをトロプリ、ヒープリ、スタプリメンバーと協力して作り上げる
というシンプルなものなのだが、
4世代映画 になると発表があったときには興奮のあまり泣きました(⇽スタプリミルキー推し)
プリキュアシリーズは今年で19作目。
20周年目前でこんなことおきるとは思わなかったので運営に全力で頭を下げます。感謝です。
なにより映画にきていたお子さんが
みんな楽しそうで笑い声が聞こえてきたりなんかもして
子供にも大人にも愛される「プリキュア」は偉大だな〜と改めて思いました。
【余談】
下記に貼り付けた写真のような感じで(歴代推しのぬいぐるみたち♡参照)
4世代分の推しのぬいぐるみを持って映画を見ていたら、終わったあと後方から
「プリキュアがいっっぱい!」って子供の声が聞こえてきて思わず話しかけた。
そのままお互いの推しプリキュアの話で盛り上がって癒されたし楽しかった1回目のデパプリ映画時のおもいで。
鑑賞直後で本編と久々に動いてるミルキーをみた私は号泣しすぎて鼻声で話してしまったけどそれも素敵なおもいで。
やっぱりプリキュアは愛されてる…!
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⑤ ヒーローになりたくて
映画を見てから毎日かかさずきいてるし、なんなら歌っている劇中歌…!
ぐーんと胸に響いた歌詞があったからこの場を借りて書かせてほしいです…!!!
(追記文 笑)
私にはどうしても叶えたい夢があって
その為に必死にもがいて生きています。
時に焦ってパニックになって涙が止まらなくなってしまうときとか、
疑問ばかりが浮かんで自己嫌悪に陥ってしまうときとか。
映画をみて、振り返ってみて、
「あー私はコメコメとおんなじなんだ。」
って。
コメコメがゆいちゃんみたいな「ヒーロー」になりたくて、お子さまランチを通じて迷って悩んでいたように
私も「なりたいもの」があるからこそ
必死なんだ。
本当に叶えたい夢だからなんだと。
早く追いつきたくて焦るのはあたりまえなのかもしれないけれど
「遅いも早いもない」って
ケットシーが言った
「今の自分のままで夢は叶えられるんだよ」
ともリンクしているみたいで
おまもりをもらったようなあたたかい気持ちになれました。
私の夢は プリキュア(声優)になること。
幼稚園の頃、卒園式でも言った夢。
私もコメコメと同じでずっとヒーローになりたいんだ。
だから1歩1歩私のペースでヒーローを目指していこうと
これからもたくさんこの曲を口ずさむでしょう。
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⑥ おわりに
おわりにどうしても語りたい…!
💎 私的 激アツな推しポイント 💎
わかりにくいです。映画を見た人が「あーたしかに!!」ってなる感じのポイント。たぶん。
推しについて書きたいだけです。これが推しです。素晴らしい。
🐼 らんらん 🐼 本編
・コチョコチョコチョいとおしすぎ
・ お子様ランチへの食レポさすが✨
・エナジー妖精ずを迎えに行くとき1人だけ「メンメン」って言ってて…!!
・ケットシーの計画を大声で止めるのがらんらんってとこ泣ける
・ お子様ランチドレス くるくるヘアー🍋
♡普段ちょっとぬけてるへんてこちゃんだけど
ところとごろで姉がでてもうてる。良い…
🌟 スタプリ 🌟 同時上映
・ キラやば〜で登場するスターに涙
・「呼んだ?」イケメンか。フワー
・「ララのお気に入りのコスモグミ」←ここ重要
・スターパンチで盛り付けるお子様ランチ
・ ミルキーのポーズが相変わらず転けそうでかわいい
♡ 相談されて1番に「ララ」というワードがでるあたりひかるは常にララのことを考えてるんですね尊いありがとう。そのコスモグミ常備してたん!?とか思ったら余計むり
ヲタク丸出しな文章で幕を閉じてごめんなさい笑。
ここには書ききれないほどまだまだ映画デパプリの魅力はたくさんあります……。
これから見に行く人は
ゆいちゃんとケットシーの関係なんかにも注目してみてください、、、素晴らしいです、
プリキュア、ずっと大好きだよ。
ありがとうプリキュア。
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【追記】
結局 5回みた。 入場者特典が揃っちゃった。
ちょっと気づいたんだけど、プレシャスのお子さまランチドレスが幼少期ゆいちゃんの髪型に近い気がして泣ける 6回目も行きたい…
文末が纏まらないグダグダな文章でごめんなさい。最後まで目を通して下さりありがとうございました。
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