小学生、カブトムシを100匹売る!
みなさん、こんにちは。
Danさんです。
本日のお題は、小学生、カブトムシを100匹売る!です。
これは実話。わたしが小学生の時、約45年前のお話です。
すごい昔ですが、その当時でも大阪ではカブトムシは珍しく、デパートで500円位で販売していました。
とある夏休みに祖母が暮らしていた奈良の山奥(ポツンと一軒家級の場所)で、元気なのを捕まえてきて大阪の自宅前で売る。
父が『これ売れ!売った分だけ小遣いや!』とわたしにミッションを与えました。
売った分だけ小遣いという言葉に燃えたのを今でも覚えています。
なぜ小学生が躊躇なく全部売り切れたのか?
それはこうです。
昭和50年あたりは、近所に子供もたくさんいたし、みんなが欲しがるのはわかっていました。
つまり、お客さんは沢山いる事が事前にわかっている状態。
デパートで500円で売っているくらいなので、1匹100円だと子供でも買えるはず。
つまり価格のリサーチは済んでいる状態。
自分で獲ってきたカブトムシなので、元気なのはわかっている。
つまり商品に自信がある状態。
これで売れないわけはないと思って売るわけです。何の躊躇も不安もありませんでした。
そして見事完売です。
わたしのクライアントさん等に、この話をする前に、セールス(営業)は好きですか?』と聞くと、多くの人が『あまり好きでは無い』『苦手だ』と答えます。
そう答えた人の多くは、過去に会社やアルバイト先でセールスをした時に、そう感じたそうです。
どうして、そう感じてしまったのでしょうか?
わたしは原因の一つに、抵抗感があると思います。
・売れそうに無いものを売る
・売りたく無いものを売る
・欲しいと思ってない人に売る
・もともと安いものを高く売る
こういう状態でセールスをすると、心理的に抵抗感が生まれます。だから、イヤにも嫌いになるんです。
でも、会社勤めのひとが、自社の商品を売らなければならないのは至極当然のことです。
また、会社は業績拡大が使命です。なので、これまで買ってくれたことのないお客さんにも、どんどん売っていかなければなりません。
だから、会社が『売ってこい』と言うのも、当たり前なんです。その対価として、給与があるんですから。
抵抗感が生まれるのは、ある程度は仕方のない事だと思うんです。
では、どうすれば抵抗感なくセールスするためには、どうすればいいのか?
もうお分かりですよね。わたしのカブトムシ販売にヒントはあります。
・好きな商品を売っている
・商品に自信がある
・相手は必ず買ってくれる
・法外な値段では売らない
からですよね。こう言う心理状態でセールスが出来ると、抵抗感は生まれないんです。
言い換えれば、セールスが苦手と答えたひとも、この状態を作ることが出来れば、セールスへの抵抗感は生まれ無いはずです。
セールスは、やり方によってはそんなにイヤなものでは無いんですよ。
本日は、ここまで。
それではまた。
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