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メディアの役割?

昨日は、新聞社の方と情報交換のための打ち合わせ。
マスメディアの役割は変わってきたよなぁと思うが、なかなか内情をお聞きすると価値観を変えることはなかなか難しいらしい。

とはいえ、私たちのように地域で奮闘している活動や、なかなか表に出ない社会課題などを取り上げてほしいときもあるし、読んだ方にとってメリットがあることは伝えてほしいとは思うので、マスメディアの役割もあるかなとも思う。

取材依頼は地域にいるとよくいただくのだけれど、自分自身の活動が必要と思われる人に届けてもらえるのなら、受けるようにしているが、そうでないものは基本的にはお断りをする。以前に、意図しない取り上げられ方をしたので、ものすごく慎重にしている。

「バズればいい」と思っている記者やライターさんとは気が合わない。別にバズって欲しいニュースは、私にはない。共感を得たいわけでもない。ただ自分では届けられない人で届いてほしい人がそのメディアの先にいると感じた時に、記者さんがその思いと共鳴している時に、お願いしている。

最初にメディアに取り上げられたのは2007年8月31日。今でも忘れない。キャリアカウンセラーという仕事について、私とクライアントの両方を数ヶ月取材してくださり、かつ、記者さんが私のキャリアカウンセリングを受けてくださって、その上で記事になった。その記事が出た翌日、私はフリーランスとしての活動を開始したのだが、新聞社に問い合わせと申し込みが入るくらいの反響があった。

仕事に悩んでいる若い方の親御さんがその記事を読んで、自分の子供にキャリアカウンセリングを受けることをすすめ、申し込みが入ったのだ。今でも初月にカウンセリングした内容は鮮明に覚えている。

こういう記事が出て、目の前でその記事のおかげできっかけをつかんでくださるのを体験したこともあるので、マスメディアの価値もとても感じている。が、バズっているわけではないので、そこの違いなんだよね。

大手の新聞もラジオも雑誌も取材を受けたことがあるし、ローカルメディアも多々あるが、いつも同じで記者さんと想いが共鳴したときにだけ、取材依頼を受けている。今までもこれからも。

Club HUBlicの活動もこれからプレスリリースを出す。
これもまたバズってほしいわけではなく、届けたい人に情報を届けたいだけだ。なので、どのメディアにどういう形で出すのかを、プロに相談しながらプレスリリースをつくっている。

昨今のバズったり、誹謗中傷を受けたり、そういうことにならないように、メディア掲載が目的にならないように、うまく活用しながら、やっていきたい。

改めてそう思ったのでした。

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