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三方よしでありたい

熱海の地域づくりに関わって数年経ちますが、私自身がいつも考える三方よしがあります。

1つは、熱海で働く人たち。会社員の人たちですね。
まずは熱海に働きに来てくれている人や元々地元の熱海でがんばっている人たちが幸せである事業モデルなのか?を問います。

2つ目は、熱海で起業したり、熱海で会社を経営したり、事業を行っている人。
彼らの事業が成長していける事業モデルなのか?彼らがちゃんと稼げるモデルになっているのか?その利益で従業員を幸せにできるものなのか?
を、問います。

そして3つ目は、熱海の外から、熱海に関わって下さったり、遊びに来てくださるお客さま。
熱海に来ても「つまらなかったな」とか「何も生まれなかったな」とか、「もうこなくてもいいか」では、悲しいわけで。どんなお客様が熱海を楽しめるのか、どんな工夫をすれば熱海に関わってよかったと感じてくださるのか、それって、やっぱり熱海の「人」たちとのふれあいだと思うんですよね。地域資源を生かすも殺すも「人」次第。なので1つ目と2つ目が大事だったりします。

観光ももちろんですが、複業支援もそうですし、企業研修誘致もそうですが、1つ目と2つ目なくして、3つ目はないと思うんですよね。外から来た人だけ満足して中の人たちはずっと苦しい生活・・・だなんて、まず成り立たないし継続できない。

三方よしが実現できているビジネスモデルなのか?その上で、ちゃんと自分自身も稼げるモデルなのか?を常に考えながら、行動しては振り返り、調整してまた動く。の繰り返しだなと。

いつも言いますが、正解はわかりませんし、これがうまくいく方法かわからないけれど、自分はこれを意識しながらやり続けないと街も企業も継続できないよなーと思って取り組んでいます。

一番、見落とされがちな1つ目こそ、私が今までやってきたことや、本業ど真ん中でもあるので、ここにこだわり続けて頑張りたいと思います。

2021.7.3の熱海伊豆山の災害により、コロナ禍であることも含め、熱海で働く若者たちの環境はより悪化していきます。そんな若者の自律支援にいただいたお金は使わせていただきます!いつもサポートありがとうございます!