お道具万歳! ~熱海の崖に家を建てる【竹林整備編】
体力とスキルが不足する50代夫婦が森の整備をする場合、頼りになるのはやはりお道具。今日はチェーンソーだけでは飽き足らず、いろいろ買ってみています、という話。
熱海たけのこ前線
各地の桜(特にソメイヨシノ)の開花日を線でつないだ「桜前線」。東京は3/20でしたね。
熱海現地は、東京と同じ日。
そんな「桜前線」を追うこと1週間から10日後、たけのこの食べ頃「旬」が北上するのだそうです。これが「たけのこ前線」。熱海の桜前線が3/21とすると、たけのこ前線は3月末~4月初旬。
実際、土の中では順調にたけのこが育っているようで、イノシシさんが掘って食べたと思われる白子たけのこの残骸を発見しました。
素人目にはどこに生えてくるかまったくわかりません。さすがイノシシさんです。いつか、イノシシさんよりも早く白子たけのこを見つけられるようになりたいものです。
道具をそろえてスピードアップ
初年度の目標は、森への侵入竹をすべて伐採し、放置竹林を竹林エリアに整えることでした。竹林エリア(6段あります)はもう終わったと思っていたのですが、敷地境界を間違えており、各段追加で10~20mくらい放置竹林整備をしなければなりません。
たけのこ前線が迫っている今、ここにこだわっていると侵入竹の伐採が終わりません。優先順位は侵入竹の伐採と考え、放置竹林の残りは今年の冬の仕事にまわすことにしました。
それにしても仕事のスピードをあげないと。
こうなると、追加のお道具投入です。
これまでは、チェーンソー一台で竹を伐り、枝を電動はさみで落としておりました。
これに加え、伝統の竹用のこぎりと、木用ののこぎり投入。
竹の太さや固さにもよるのですが、斜面地の場合、チェーンソーより竹用のこぎりの方が早く伐採できるケースも少なくありません。足場が悪いところでチェーンソー使うと太ももにかかっちゃうケースもあって、ちょっと危ないこともあり。
竹用のこぎりは軽くてよいのですが、太い竹を伐ろうとすると、あとで筋肉痛がすごい。筋力なし、体力なしの50代夫婦は、レシプロソー(電動のこぎり)を導入しちゃいます。
気温もあがってきたので、森林香(森の中用の蚊取り線香)もセット。
そして、たけのこ堀り用のカマも!
たけのこ対応が忙しくなるのと、気温があがると体力がもたなくなりそうなので、侵入竹に取り組めるのはあと数回になると予想しています。
速く伐るために、最近は、メーター切りという方法で、侵入竹を伐採しています。1メーターくらい竹を残すため、伐る回数が物理的に減り、スピードは上がりつつあります。
でも、竹はまだまだあります。侵入竹は竹林エリアに近いほど密度が高く、終わりそうで終わらない…。あと少しが厄介です。この調子だと全ての侵入竹を伐るのは無理かもしれません。ま、目を三角にしてやることでもないですし、出来なかったところは秋冬ですかね。
まとめ
たけのこって、シーズンになると1日で1mくらい伸びるそうです。ぼーっとしていると、新しい竹が次々と生えて、せっかく刈った侵入竹が元の木阿弥になってしまいそう。
自分自身にニンジンをぶら下げないと飽きてしまいそうなので、たけのこご飯、たけのこのお吸い物の次に、1mくらいに伸びた若竹をシナチクにするぞと言い聞かせ、熱海の森に通ってまいります。
来週もお楽しみに!
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