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閑話休題 ご長寿にむけた福音

みなさんこんにちは。ゆりです。

熱海での暮らし、人間はもちろんですが、大事な家族(猫さん)と一緒に過ごしたいと、心から願っています。

ところがうちの猫さん、結構なシニア猫。
早く家が建たないと一緒に熱海に行けなくなってしまうかもしれません。

IoTトイレを導入したりしながら、日々猫さんの健康モニタリングに努めておりますが、それでも寿命には限界がありそう。

そんな中、猫さんのご長寿にむけ、福音が舞い降りてきました。猫好きのみなさんは、もうご存じかもしれませんね。

14歳は72歳。

我が家のアビシニアン兄妹、トト(♂)とメイ(♀)。GWに14歳になりました。人間でいうと72歳です。

私の父は80代前半、母は70代後半。まだまだ元気。うちのトトメイは、両親よりは若いのです。
そう考えると、毛並みは艶々、わがままいっぱいに過ごしているのは特別なことではないのかもしれません。

ワガママボディなので
ニャンモックからはみ出ています。

以前書いた記事のとおり、熱海の崖の家は猫さんの寿命が延びる家であるように計画していきます。日々のお世話もがんばります。

それでも寄る年波にはかないません。
メイちゃんは高いところへのジャンプが苦手になってきているし、トトさんは頻尿気味。血尿やストロバイトで動物病院のお世話になったこともあります。

AIM研究者が動いた

猫の死因の1位は癌、2位が腎不全といいます。猫さんにとって、腎臓は鬼門の臓器。

腎不全を治すことができれば、猫さんの寿命は30歳まで伸びるのだとか。この薬を研究していた宮崎徹先生の動きが今日の福音です。

私もたった1万円ですが、猫の腎不全研究、ネコ用AIM薬開発を進めてほしいと東京大学に寄付。宮崎先生の研究を応援させていただきました。
国内の飼育猫数は900万弱。私のような人が10,000人いれば1億円。10,000人なんて猫飼いの1%にも満たない比率。宮崎先生も背中を押されてしまうわけです。

なんと、3月に東京大学を退職、4月に一般社団法人AIM医学研究所をたちあげられたとのこと。

一般社団法人AIM医学研究所(The Institute for AIM Medicine, 略称IAM)は、AIMに関する研究を総合的かつ集中的に推進し、その成果の実用化を加速するために、AIMの発見者である宮﨑徹を中心に設立された研究機関です。IAMにおける研究活動を通じ、AIMの働きの基本的なメカニズムである「体内から出るゴミの除去機構による新しい疾患治療」の概念を確立させるとともに、以下の4つの項目を2022年発足後5年間に達成することを目指します。

①動物用AIM医薬品(ネコ用AIM薬)の承認・上市
②ヒト用AIM医薬品の臨床試験の開始
③ヒト用サプリ・ペットフードの承認・上市
④AIMに基づく診断技術の実用化

また、AIMとそれに関連する分子や様々な疾患に関する基礎・臨床研究を幅広く推進し、若手研究者の育成にも力を入れます。
出所:https://iamaim.jp/  2022年5月12日閲覧

そして早速、マルカンから、宮崎先生ご推奨のAIM活性化成分を配合した一般食ペットフードが発売されました。
本件についてはいろいろなご意見があるようで、宮崎先生はHP上でコメントを発表されています。

猫さんの反応

私も早速「AIM30」を入手。
600g2000円くらいでした。一般食カテゴリーにしては高めの価格設定です。

超、"宮崎先生推し"のパッケージ。

新しい食べ物には慎重なトトメイ。
最初のハードルは、食べてくれるかどうか。

おそるおそるお皿においてみると、マクマク食べてくれました。どうやらこのカリカリはおいしいようです。

AIM30を食べてご機嫌なトトさん。

AIM活性化成分配合することで、下記のような効能が得られるとのこと。

腎臓に蓄積したゴミがまだ少量で、腎臓の損傷がなない、もしくは軽度なうちに、ネコがL-シスチンを定期的に摂取し、少量ではあってもコンスタントにAIMを活性化させることで、腎臓病の予防や病態の悪化を抑制する可能があります。
出所:https://iamaim.jp/%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0/  2022年5月12日閲覧

トトメイも気に入ってくれたので、今食べている腎臓対策用の一般食をAIM活性化成分配合の一般食ペットフード「AIM30」に置き換えてみることにします。

20歳を迎える猫カテゴリー

ところでこのシリーズ、何がすごいって「11歳以上の室内避妊・去勢猫用」というカテゴリーに加え、「15歳以上の室内猫用」、「20歳を迎える室内猫用」という超シニア猫用カテゴリがあるのです。

「20歳」という年齢をペットフードのパッケージでみたのは初めてです。そりゃそうですよね、寿命30歳目指すのですから。
ゆくゆくは「30歳」というカテゴリーもできるのでしょうか。楽しみだわ。

ちなみに、近所のホームセンターのペットコーナーのお兄さんによると、「AIM30はまだ品薄」とのことでした。マルカンさん、製造がんばれ、ですね。

まとめ

本当に30歳まで生きてくれたら、これまでと同じ時間、トトメイと一緒にいられます。もちろん、AIM30を食べたからといって、簡単に寿命が延びるわけではないでしょう。飼い主ができることは、引き続き少しでもよい状態でいられるようにお世話をすること。
本気の研究者がネコ用AIM薬開発を成功させてくれるその日まで、地道にできることに取り組んでいきたいと思います。

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