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画像生成AI "Midjourney" でファッションフォトに挑戦

今回は案件紹介ではなく、メンバーが個人的に取り組んでいるクリエイションについてご紹介です。
昨今話題の「画像生成AI」Midjourneyについてのトピックスです。


Midjourneyでファッションフォトを生成

以下は、Midjourneyで生成してみたものです。
今年の3月にひっそりと個人の趣味で作って、すっかり放置してました。
そのタイミングでは「AIグラビア」が全盛期でアダルト系のコンテンツが量産されていたのですが、”ファッション系の洗練されたもの”を生成することができるかを試してみました。

プロンプトをひたすら入力してチューニングを繰り返したり、X(旧:Twitter)などで情報を漁ったり、ファッションモデルの名前やフォトグラファーの名前を活用したりなど試行錯誤したものです。


①レンズのボケ感と光の煌めきに拘り、衣装はY2Kらしいものにトライ。

(カルーセルにて同プロンプトで生成したバリエーション画像が見られます。)

②アジア系の美人にトライ。また、生成AIは指などの細かい表現が苦手だが、傘を持たせることはできるのかテスト。

(カルーセルにて同プロンプトで生成したバリエーション画像が見られます。)

③ダイナミックなポーズで、濡れたボディの質感や水滴の表現にトライ。

(カルーセルにて同プロンプトで生成したバリエーション画像が見られます。)

「midjourneyって何ですか?」という方はこちらを参考にしてみてください。


Runway [Gen-2]で、上記の写真を動画に

Gen-2では、特定の画像に対してプロンプトを入力し動画を生成できるのですが、下記は何もプロンプトを入れてない状態(映像としての演出を指示していない状態)でのテストです。

これも課金してプロンプトの制度を高めれば、それなりに良い感じになりそうですね。

「Runway Gen-2って何!?」という方はこちらを参考にしてみてください。


どうクリエイションに活かすのか?

ファッションフォトの場合、学習されているであろうフォトグラファーの名前やレンズの知識、英語知識があればそれなりのものが作れてしまうなと思いました。
さらに、Runway Gen-2のように動画にしたり、写真の人物が話したりするようなアプリ/サービスも既に出てきています。

Virtual Humanの代替にするには制約もまだ多いですし、権利の問題などまだグレーな部分も多いですが、求められるアウトプットによっては画像生成AIで事足りるものもあると思いました。

今回はファッションフォトという「人間を描く」ものを紹介しましたが、ビジュアル先行でのアイデア出しに活用する方法もあります。
空間デザインやロゴ、キャラクターのアイデア開発として、なにかヒントをもらってそれをブラッシュアップしていくという方法もありますね。

次の記事では、Stable Diffusionについて書いてみようと思います。
Virtual Humanのmemeを学習させてみて、どのような結果になるか?
また、ビジネスに使えそうか?など、検討してみようと思います。


アタリは、生成AIを活用したコンテンツ開発に取り組んでいます。

画像生成AI・Chat GPTなどのAIを活用し、魅力的なコンテンツを開発します。

下支えとなる弊社の強みは、以下の3つです。
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