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顧客の感情を理解するためにやるワーク!

パーソナルトレーナーの田口 真幸です。
noteをご覧いただきありがとうございます。


前回のnoteで
「トレーニングが大事なのに、なんで伝わらないんだ?」
トレーナーと顧客となりうる方との乖離について書いていきました。

前回の記事はこちら


ここで、大切だったのが、
「相手の感情を理解する」ことです。

〝相手の気持ちになって考えなさい″
よく言われるのですが、
正直、分からないことが多かったんです。

自分は共感できないタイプだ、、、。
どうしたら共感できるのか、、、。
かなり悩みました。


あるワークに出会ってからは、
感情を理解することができるようになってきました。

そのワークとは、
「カスタマージャニーマップ」を作成することです。

そのやり方を説明していきます。

○カスタマージャニーマップとは??

本来の使い方と少々違うので、
私のやり方は後ほどご紹介しますが、
一般的なやり方を説明します。

本来の目的
・消費者行動を可視化し、顧客の気持ちを見つめ直す
・戦略を立てるときに使われるワーク

詳細はサイトはリンクページを紹介します。


ここで大切のなのが、
「顧客の気持ちを見つめ直す作業です」

トレーナー目線で考えるのではなく、
顧客目線に立つことが必要になり、
その目線で感情を書き出していきます!

このワークをやることで、
トレーナーにとって必要なことではなく、
顧客にとって必要なことが見えてくるのです。


○トレーナーとして活用するやり方

顧客目線になるために紙に以下の質問を書き出していきましょう。

①顧客の悩みや願望は何か?
②顧客の感情を書き出す
(辛い、痛い、イライラするなど)
③顧客が抱えている不安を書き出す
④①を解決・達成する方法を書き出す
⑤解決・達成した未来はどうなるのか書き出す

この5つの質問事項を書き出していきます。
例としては、こんな感じです。

①顧客の悩みや願望は何か?
・肩こりを解消したい

②顧客の感情を書き出す
・デスクワーク中に頭痛が出るくらい辛い
・痛み止めがないと不安
・肩こりは体質だからと半ば諦め

③顧客が抱えている不安を書き出す
・このまま肩こりと付き合っていくのか
・また急に痛くなったらどうしよう

④①を解決・達成する方法を書き出す
・肩こり解消にはマッサージだけでなく、
ストレッチも取り入れると、元に戻らなくなりますよ!
・肩こりは体質ではなく、悪い姿勢が原因
・急に痛くなった時はストレッチで対処できる

⑤解決・達成した未来はどうなるのか書き出す
・肩こりを感じてもセルフケアできるので、
頭痛まで悪化させずに対処することができる
・ストレッチもやることで、姿勢が良くなり、自信を持てるようになる

このように5つのステップを踏むことで、
顧客が考えていることを想像しつつ、
的確なアドバイスができるようになります!


○顧客の理解度を把握できる

顧客は何で悩んでいるのかを考えることにより、理解度を把握できます。

今回の場合だと、
肩こり解消には〝マッサージで解消するのが当たり前″このような解釈されている方を想像しておりました。


いきなりストレッチのやり方を伝えるのではなく、
なぜストレッチが大切なのか?
ストレッチをやることでどうなるのか?

ここを明確にお伝えして行くことが大切になります!


肩こり解消には″トレーニングが大切″と考えている方であれば、ストレッチやトレーニングも指導すると喜ばれます!


このようにトレーナー目線では分からないことまで、想像していき、メニューを考えられるようになります。

トレーナー目線だと、ついつい
肩こり解消=ストレッチやトレーニンング!!
って、いきなりレベルの高いことを指導しがちです。


マッサージが大切だと思っているのに、
ストレッチを指示されたら、
「なんで????」
って思われても仕方ないですよね。。。


相手の立場に立って考える!
ものすごく基本的なことでありながら、
他人なので難しいことも多いです!

ワークをやるようになってから、
感情や不安に思っていることまで、
イメージできるようになって来ました!

まずはトレーナーが徹底的に
顧客を理解することが大切ですので、
ワークをオススメします!


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