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子どもたちの未来の地球のために、地域みんなでごみを減らす。

まだ使えるけれど自分にとってはもう必要のなくなったものや、要らないのにもらってしまったものを、ごみ箱に捨ててはいませんか?使ってくれる他の人に回してみませんか?


投稿が途絶えていた間に、様々なサスティナブル生活に挑戦し始めました。

それは、未来の地球に住む子どもたちのために何か行動したいと思ったから。

私たちができることの一つは、
CO2やメタンガスなどの温室効果ガスを減らすこと。

そのために、ごみを減らすこと。

物を生産するとき、物をごみとして燃やすとき、埋め立てるとき、必ずCO2やメタンガスが出てしまいます。

なのでできるだけ新しいモノを買わずに、今あるもの(すでに生産されて消費者が持っているもの)で生活していけたらいいな、何かいい方法はないかな、と検索していたら、『どうぞのはこ』というものにピンときました!

この名前は「どうぞのいす」という絵本からきています。

「どうぞのいす」という看板が立てられたイスに、いろんな動物が順番にやってきて、前の人が置いてくれたどんぐりやはちみつをもらい、代わりに自分が持っていたものを他の人へも「どうぞ」と置いていく、というおはなし。

「どうぞ」の思いやりがつながっていく、私も子どものころから大好きな絵本です。

「どうぞのはこ」は、
・ほしいものがあればご自由にどうぞ。
・家にいらないもの(他の人が使えそうなもの)があれば入れてください。

として、駅チカで人通りの多い我が家の前で始めてみました。

まずは家にあった不要なもの(子どもの水着や食器、脱プラを目指し始めたのでジップロックやビニール袋など)を出します。

1日目、ジップロックとビニール袋をどなたかが持って行ってくれました。

しかしその後は1週間変化なく過ぎ、、、

失敗に終わるかな、コロナ渦で人の家にあったものとか嫌な人も多いかな、もうやめようかな。

と思っていたころ、近所の方が
「もらってくれる人がいるかわからないけど、要らないものを箱に入れてもいいかな。もう不燃ごみに出そうかと思ってたんだけど。」
と声をかけてくれました!(すごく嬉しかった!)

次の日には食器がたくさん増え、そこから毎日物が増えたり減ったりし始めました。

具体的には加湿器や流しそうめんの台、重箱、自転車の空気入れ、粗品と書かれたタオル、電動みじん切りカッター、保冷バッグ(ビールの箱買いで付いてきた?)など、中古も新品もごちゃまぜで入っています。

大きな公園で子どもたちと遊ぶときには、箱ごと持って行っていくと大好評でした!

近所のおばあちゃんがたくさん入れてくれたヘアアクセサリーやビーズの指輪が、女の子たちのプリンセス心を満たしてくれます。

これはスタートから3週間経った昨日の中身。

どうぞのはこを始めてよかったことは、ご近所さんとの会話が増えたこと。
箱に入れてくれた人には、買ったときや使っていた時の家族のストーリーを聞けたりします。

最近では集団下校中の小学生たちがよく見てくれていて、「ここにいらないもの入れていいんですか?」と聞いてくれた子も。
1つだけポンと入っていたおもちゃは、あの子が入れてくれたのかな〜なんて想像するのも私の楽しみです。

我が家の子どもたちは、箱を見てくれている人がいると、「これいいんじゃない?似合うよ!」などおすすめしたりして(笑)、知らない人とのやりとりも楽しんでいます。

子どもが間に入るとみんな笑顔になるから、子どもたちのおかげで私の人間関係も広がります。

子どもたちの未来のために。

箱をのぞいてくれる人に直接会ったら、子どもたちの未来のために、地球温暖化対策で取り組んでいることを伝えています。

まだ使えるけれど自分にとっては必要のない物って、捨ててしまいますよね。

捨ててしまえば家の中はスッキリ、気持ちよくなります。

でも、これから子どもたちが暮らしていく地球にごみを大量に捨てていることになりませんか?

そう思ったら子どもたちに、孫たちに、申し訳ない気持ちになって、こんな取り組みを始めてみました。

子どもたちが大人になった時も、気持ちよく豊かに暮らしていけるように、いま私たちにできることを一つひとつやっていきたいです。


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