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【短編】メンタルヘルス【マガジン】

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1500文字くらいで読めるメンタルヘルスの知識の数々。 短編集としてコチラにまとめておきますのでお気軽にどうぞ!
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#自己肯定感

「昔、あんな事がなかったら……」 それは今が辛いから思ってしまうんです。【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。 「あの時の自分があったから、今の自分がある」。 そんな言葉を聞いた事はありませんか? テレビでもネットでも、何でも構いません。 悲惨な過去をプラスにとらえている発言です。 「この言葉が嫌い」「虫唾が走る…」と思っている人。 結構、いるのではないでしょうか? 実は私もそう思うときがあります。 私の考えですが、この言葉を嫌悪している人は少なくないと思っています。 その理由は実は単純です。 現状が辛かったり、不安に思っているからなん

あなたが苦しいのは、理想に縛られているのかも【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。 突然ですが、 あなたにとっての理想の父親像と母親像ってなんでしょうか? 自分の性別などは関係なく、両方でも片方だけでもOKです。 ほんの少しで良いので是非考えてみてください。 さて、思い浮かべた理想の親。 その親は『誰がモデル』ですか? もしくは『誰の反面教師』ですか? さぁ、この質問で気づいたかもしれません。 良い意味か、悪い意味か、「あなたの理想にはモデルがいる」のです。 理想とは経験によって作られる自分の理想は『自分に

ファッションがうつ病患者を救う? 私が経験した「うつ病とファッション」

ご高覧いただきありがとうございます。 いつもはメンタル関連の記事を上げています。 ですが、今回は本当に変わったベクトルからお届けいたします。 私は元々ファッションが苦手でした。 苦手な理由は「カッコ悪く思われるのがイヤだった」からです。 きっかけは覚えていません。 うつ病が治りかけの時でした。 ファッションによって、メンタルに前向きな変化が起きました。 完全に私の経験談なので、参考にならない可能性もあります。 でも、今回はそんな少し変わったことを書ければと思います。

感銘を受けた、ある僧侶の言葉【超短編】

人は死ぬときは1人。 道半ばでも、全うした人生でも、 誰かと同時に死ぬ事はほとんどない。 死で人は必ず孤独になる。 死とはそういうもの。 だから、孤独を悲しむ必要はありません。 人は1つの火を灯し、最後は独りでに消えていくのが共通の宿命です。 どんな状況や状態でも、生と死という人としての宿命を全うした。 どこにも嘆く要素など存在しません。 この言葉をとある場所で聞いた時、心がスッと楽になった経験があります。 何故かは分かりませんが、私を穏やかにさせてくれた

「好き」をバカにする人、された人の心理【短編】

ご高覧いただきありがとうございます 好きを職業にしたい。 そんな考えが存在します。 しかし、世の中にはどれほど一般的でも好きを表に出せない人もいます。 そんな人は、自分の好きをバカにされた経験が根強く残っています。 「好きの否定」は「存在の否定」に近い「好き」というのは人によって千差万別です。 例えば、食べ物1つでも味の好みがあります。 それをバカにされてしまうと、トラウマとして深く根付く人がいます。 これらは「自己肯定感の低さ」によって起こります。 好きに対し

知識として『自己肯定感』を知ろう【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。 あなたは『自己肯定感』をどう受け止めてますか? 最近、様々なメディアで触れる内に思いました。 自己肯定感って色々な使われ方をしてないか?…と。 かくいう私も記事の中でメチャクチャ使っています。 なので、今回はそんな『自己肯定感』の話をしてみましょう。 実際、自己肯定感ってなんだろう?結論から言えば、 『自己肯定感』とは「ありのままの自分を受け入れる」です。 当たり前のように聞こえます。 しかし、ニュアンス的にかなり幅広く受け取れ