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本日のミッション

副業もひと段落したので、「非常に多い」という花粉情報のなか、もろもろの用足しに出かけた。

まずは、5月に満期になる共済契約を見直して更新する。
長年、医療保障に5年ごとの満期金を付けていたが、この先5年の収入減少が見込まれることと、世の利上げの動きを様子見するために、純粋に保障のみの契約にすることとした。

自分で掛け金の見積もりは出したが、相手方が算出した金額と私が出したのとが一致するかを確認したかったし、今後の保障内容についても検討したかった。
teamsとかzoomなどで画面共有して相談できればいいが、電話やメールでは解釈の違いが見逃されるおそれがある。
疑問にはその場で根拠の資料を提示して回答してほしいし、基本的にお金に絡む契約は対面のほうがいいような気がしている。

見積り通りの掛け金でこれまで通りの保障にして契約を更新。
もうすこし安いタイプもあったのだが「介護特約」がつけられなかったので断念。
介護にお金がかかるのは身に染みて知っている。
そして、兄や母のを支払った私のように、私には支払ってくれる子供はいないのだ。
それでも、サ高住などの費用にはほど遠い。
年金を足しても老健がやっとというくらいだ。
保証人すらいないので、「そのとき」がきたらどうなるのか見当もつかない。
政府が重用している有識者の中には「高齢者は集団自決」などと宣う人もいるから、お先真っ暗と言えなくもない。

成約のご褒美に、何に使ったらいいかわからないような巾着袋をいただいて、40分ほどで終了。

最近、ATMで3回に1回は「このカードではお取引できません。窓口にお申し出ください」とメッセージが出てお金がおろせない事態が発生しているので、銀行に出向く。
総合案内の行員さんについて行きブースに入る。
キャッシュカードを受け取った行員さんがチップのあたりを消しゴムでこすると、あーら不思議、認識されました。

しかし、その場しのぎかもしれないので、やはり再発行してもらうことにした。
もう長年使い続けているし、磁気が摩耗していると思う。

口座はいくつかあって、日常使いのもののほかに貯蓄専用や予備費を入れておくところなどがある。
日常使いの口座なら細かな出入金にも気づくけれど、たとえば生活資金とは別にどんどんお金が入ってくるだけの口座を作っていたら、そこから誰かが勝手に引き出しや移動しても気づかないよなぁ、と思う。

なので、私は、動きがない口座も月に1回は全部ネットでアクセスして、自分なりの資金繰り表をExcelで作っている。
心当たりのない動きがあればすぐに気づくように。

新しいキャッシュカードは1週間後に届くらしい。
それまでは、私も古いカードを消しゴムでこすって使う。
現金を使う機会はあまりないけれど、たとえば災害などでATMが使えなくなったときのことも考えて、数万円は手元におくようにしている。
以前は、現金300円とかいうこともあったのだけれど、突然の交通事故で緊急入院したとき、現金をあまり持ってなくてATMも行けなくて、売店でチョコ1個買うのも悩んだ経験から、やっぱり現金も必要と考えを改めた。
その病院ではたまたま院内コンビニが改装中で、現金のみの出張売店だったのだ。

二つのミッションが終了して、残るは一つ。

最近はほとんどリモートワークとなったことから、ターミナル駅にある大型スーパーに行くことがなくなった。
しかし、出がけになって不意に、今月末でポイントが失効してしまうことに気づいた。
お金が減るわけじゃないし、そもそもそんなに熱心にポイントを集めることもしていない。
しかし、塵と積もったポイントは6000円分を超えている。

フルタイムで通勤勤務をしていた頃は、平日はほぼ毎日寄っていたからポイントは1万円から2万円にもなっていた。
それで、お金を払うのならあきらめるちょっと良さげなものを買ったりしていた。

今日を逃せば、今月中はもうこの駅には来ない。
今日使わなければ!
しかし、こういうときに限って「あれがほしい」というものが思いつかない。
ファッション売り場に行くと、しばらく来なかったうちにスーパー本体の服飾品売り場はほぼテナントに変わっている。
「このカードのポイント使えますか?」と聞いてみると、案の定使えない。

化粧品と日用品売り場に行って、ちょっと良さげな化粧水などを手に取るも、「これにこんなに出せない」と思ってしまって買えない。
ポイント使うだけなのに。
どこまでケチくさいんだ、私。

疲れ目を温めるシートだけ買った。1000円ほど。
もったいなくてたまの贅沢として使っているもの。
これこそポイントで買うのにふさわしいと言える。
レジで「今月期限のポイント、あと5000円以上ありますよ」と言われてしまった。
わかってますって。
いま、それを使いに来てるんです。。

重たいもの、かさばるもの、日持ちするものはほとんどネットスーパーで買っているので、いざスーパーで買おうとするともう生鮮食品しか思いつかない。
生鮮食品を持って、あちこちうろつくのも嫌だ。
屋内はまだ暖房もされている。
ここで決めるしかない。

まずは。
寿司だ。
途中でお腹が痛くなるのが嫌なので、朝食は食べていない。
帰宅したらすぐに何かを食べたい。
いつもは先に値段を見てから、許容範囲内で選択するのだが、今日は先に商品を見た。
そして、980円のパックをレジかごへ。
海老が「蒸し」ではなく「生」であることが重要ポイント。
日本海生まれの私には、海老が蒸してあったり、たらこが焼いてあったりするのは許せない。

それから、明日と明後日のおかずを考える。
冷蔵庫には、昨日作った鍋いっぱいの肉じゃががある。
これだけであと3日はいけると思っていたが、かといってポイントを捨てるのも悔しい。
昨日は、ポイントの期限のことはまったく頭になかった。

肉じゃがはこまめに火を入れての冷蔵庫保存を繰り返せば5日目もいけるだろうと結論付けた。
そして、和牛ロース肉を購入。
焼肉? すき焼き?
まあとにかく「和牛」だ。
このシールだけでご飯が食べられる。(嘘)
これで一気に消費ポイントが上限に近づいた。
ポイントは使い切りたいが、超えた分は支払いたくない。
ポイント数きっちりに買いたい。

昔、こういう番組があったよなぁ。
5万円、7万円、10万円みたいな。

好物だが、お高いので気が引ける乾燥「あおさのり」も購入。
あおさのりと豆腐の味噌汁だけでご飯が食べられる。(もちろん本当)
それから人生で数回しか口にしたことのない「あまおう」も奮発。

老舗の生ラーメンとチャーシュー、ほうれん草、明太子等々、日常的なものも加えて、目で概算して、レジの列に並ぶ。

何があったのかというほど長蛇の列。
今日から半数がセルフレジになったらしい。
ならばそちらが空いているかというと、そうではなく、初めて使うらしい高齢者に店員がつきっきりで案内しているため、全然人がさばけない。
どうせ待つなら、有人レジを選択したのは、ポイントで買うことがセルフレジで可能かどうか自信がなかったから。
普段は別の店でセルフレジ会計なのだが、ポイントの項目があったかどうか記憶にない。

待つこと40分。
寿司が腐ってしまうのではないかと不安になる。
先に氷を確保してから並べば良かった。

後ろの人の会話で、今日どこかの老人介護施設で一斉買い物の日だとわかった。
ああ。

13時に帰宅。
お寿司は美味しかった。
358円の持ち出しが出たのは悔しいが、ミッション完了。


読んでいただきありがとうございますm(__)m