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「みんな痛みに耐えてるから私も耐えなきゃ」は大きな間違い

生理痛に悩み出したのが高校生の頃からでした。

1日目から「明日はもっとヤバい気がする」と思いながら
2日目は布団から出るのがやっと…なくらいの腰痛でした。
また出血もとても多く、
レバーのような塊がどろんと出ることもしょっちゅうで
夜用ナプキンを生理期間中
ほとんど付けていました。
「昼用ナプキンは誰用?」と思うくらい
ずっと夜用を使っていました。

ずっと夜用なんて、
その時もうすでにおかしかったんだな、と
今では思います。

そんな出血であっても
そんな痛みであっても
『我慢が習慣』になってしまったのは
アルバイトがきっかけだったと思います。

自分が入らなきゃ、
お店が回らないこと、
迷惑がかかること、
そして
定期的な体調不良は
『生理の日が悟られてしまう』ことの
恥ずかしさから
「生理痛は我慢するもの」という
考えになっていました。

また、中学生の頃より
「今日生理2日目でお腹が痛くて〜」と
女友だちと話すようになり、
生理事情を共有することが増えました。

ですが、異性には
そんなにオープンで話すことはもちろん無く、
体育の授業中、男性教師に
体調不良を訴えることは出来ませんでした。

着座授業時も、
「あ、やばい、ナプキンから漏れちゃうかも」
ポーチと共にお手入れに立つことが
『生理だとバレるかも』と思ってしまい
男性教師の教科だと目立つことは出来ず
チャイムが鳴るまで
お手洗いをなんとか我慢しました。

「生理痛は誰もが通る道。
みんな痛いながらも頑張っている。
だから私も頑張らないといけない。」

いつしかそう思うことが当たり前になり
痛み止めを常に手持ちしていないと
不安な学生時代でした。


またファッションにも敏感だった学生時代。

友だちと一緒になって
今では考えられない位の短いスカート丈で
毎日登校していました。

ただでさえ冷え性なのに、
自ら身体を冷やすことをしていました。

冷えは万病の元。
いろんな痛みを知った今は、
「あの時身体を冷やしてなければ…」
など思ってしまいます。

シャワーがほとんどで湯船に浸かることもなく
脚元はいつも出していて芯から冷えてる身体を
続けてしまったことが今はとても後悔です。

お洒落は我慢!寒いは我慢!
と思ってましたが、
もう少し自分の身体を大切に思えていたら
現状は違ったのかもと思ってなりません。