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貴族感を味わいたいときこそクラシック!!

こんにちは、小谷りなです。

わたくし、noteでは音楽の記事をほとんど書きませんが、一応音楽の仕事もしております。

ですが、私自身、音楽とは無関係のなかなか強烈な両親のもとに生まれ、幼少期はクラシック音楽とはほぼ無縁な生活を送っていました。

6歳でピアノを始めた時も、クラシックが演奏したかったわけではなく、ただ、なんでもいいから音楽がしたかったという理由でした。

そんな私がクラシック音楽の魅力に気が付いたのは、恐らく高校生の頃。

「クラシックとか全然興味ないwwバンド組みたいww」なんて思っていた頃が嘘のようです。いや、今もバンドはやってみたいですが。


そんなわけで。

クラシック音楽に興味のなかった私が思う、クラシック音楽で得られるものを、偏差値5くらいの文章でお届けしたいと思います。


1.貴族感

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クラシック音楽をやっているというだけで、「すごい!」「お嬢様!」なんて、音楽をしていない人には思ってもらえます。どんなにぼろい大学に通っていようが、どんなにバイトに明け暮れていようが、奨学金をかりていようが、そう思ってもらえます。

そして、プレイヤーでなくても、演奏会に行くとかなりの貴族感を味わえます。席によって値段が違ったりもしますが、S席であろうが、E席であろうが、ホールで生の音楽を聴いていることには変わりありません。ホールに入ってしまえば、もうそれは貴族です(?)

また、必ず着飾る必要はないですが、普段は着ることのない、ちょっと上品なワンピースを着ていけるのも演奏会の楽しみです。

ホールという空間は、プレイヤーにとってもお客さんにとっても特別なもんやな~と、毎度のことながら思います。


2.落ち着く

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これは個人差ありかもしれませんが、例えば、

「何か音楽聴きたいけど、聴きたいものがない」
「なるべく静かな音楽が聴きたい」

そういう時、クラシック音楽は万能です。

どんなにフォルティシモで鳴らしても、電子楽器のような音色はなく、脳内にガツンときません。すーーーーっとききながせて、なんとなく心が落ち着きます。

満員電車にいながらも、ホテルのラウンジでコーヒーを飲んでる気分にさせてくれるのは、クラシック音楽だけです。すみません、そこまで味わえないかもしれません、盛りました。


3.ちょっとした教養になる

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一応、音楽はひとつの学問ですので、知識としてあって悪くないです。

音楽は歴史とのつながりも深く、ちょっとした教養になります。

「クラシック??全然知らないけど、○○のコンチェルトくらいなら知ってるかな~?」

そんなんで十分です。十分かっこいいです。違

観て、聴いて、体験してきたもので人はできていくので、ひとつの自分の生きる幅として、何か体験してみたいなと思った時に、クラシック音楽を候補に入れてみても良いんじゃないかな~なんて思います。


4.上級者向け?演奏者によって自由自在

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これは、上級者向けかもしれませんが(笑)

クラシック音楽は基本的に再現芸術なので、色んな人が演奏します。色んな人が演奏するということは、人によって全然違います。

その違いがおもしろくて、また別の曲に聞こえたり聞こえなかったりします。

歌なんかは特に、人によって持ってる声が違うので、聴き比べてみると面白いかもしれません。

好きじゃなかった曲も、演奏者が違うだけで「結構ええやん・・・」って思ったりもします。

そんなわけで、ざっくりこんな感じです。伝わりましたでしょうか(笑)

クラシック音楽の楽しみ方は色々あります。

演奏会に行ったことのない方からすれば敷居が高いものかもしれません。

でも、

ちょっと贅沢したいとき、
いつもと違うデートを楽しみたいとき、
両親に感謝の気持ちを伝えたいとき、
癒しが欲しいとき、

きっといつもと違う体験を、クラシック音楽は届けてくれると思います。

そしてクラシック音楽にも、メロディックなものや、かっちりしたもの、激しいもの、中二臭いもの、様々なタイプの音楽があります。どこかに、あなたに刺さるクラシック音楽が潜んでるかもしれません。

YouTubeにも音源はたくさんあるので、是非気軽に聴いてみてください。


ワードローブの9割がGRLでも、貴族になった気分になりますよ。


おわり。

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