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色々あるよね、美容院とわたしの思い出話

こんにちは、小谷りなです。

少し前にはなりますが、やっっっっっっと通いたいヘアサロンが見つかりました。

noteを読んでいても、美容院で悩む方が多くいらっしゃって、「わかるわ~・・・」と共感の嵐で、スキを何回も押したくなりました。

お気に入りのサロンが見つかったきっかけは、数か月前に記事にしました、宣材写真の撮影です。フォトスタジオの周辺にいいサロンはないか、探してみたのです。

普段の私なら、ホットペッパービューティーを利用していたところですが、今回の私はなんと、インスタグラムで検索・予約してみました、なんてイマドキ!!!!

人生初のおしゃれサロンに緊張でしたが、担当の方(男性)は気さくで飾らない方で、すごくリラックスできました(おしゃれすぎる方ってなんとなく気後れしてしまうのは私だけでしょうか。笑)。

正直、最初のあいさつで、「次回もここに来てこの方にお願いしよう」と思いました。笑


というのも、これまで美容院で嫌な思い出ありました。

以下、長文でございます、興味のある方のみどうぞ。笑


【安さを求めた学生時代】

大学時代は割と近所のサロンで切ってもらっていました。初めてそこに来店した時に担当してくださった気のいいお洒落なおばちゃんは、とても可愛がってくださり、私の希望を聞いた上で、今の髪の状態などを見てきれいに仕上げてくださいました。

が。その次に担当してくださった推定年齢35歳の男性

お洒落な服に身を包んでいるが、どうも格好がつかないのは、見るからに身長と体重が釣り合っていないからだろう。

席に案内された私は、鏡の前に座って担当の方を待ち、下を向いてスマホを触っておりました。その時、背後にその男性が近づいてきたのですが、もしかしたら通り過ぎるだけかもしれないし、隣の片づけをするだけかもしれないので、そのままスマホを触り続けていました。

まだかな~と思い、顔をあげたところ、

「やっと気が付いたね。笑」

と、目の前の鏡にはその男性が映っていた。「やっと気が付いた」ってなんやねん、どこの王子さまや。
どうやら、ずっと私の後ろに座っていたらしい。

いや、声かけろよ。。。


更にそのサロンでもう一人曲者がいた。推定年齢50歳程度のオッサンだ。

この日の1ヵ月ほど前に私は失恋し、気分を変えるためサロンに来た。こういう時はイメチェンが一番手っ取り早い。

そして施術していただきながら雑談。

男「彼氏とかいはるんですか?」
私「それが、最近別れたんです」
男「そうですか、なんかあったの?」
私「まあ色々ありまして・・・数か月間微妙な関係も続いたので。まあ、相手はもう彼女いるんですけどね!!」
男「そうですか!!!!!それは・・・はめられましたね!!!

「はめられた」とはなんだ。文字通り、別れるように仕向けられた、そのように嵌められた、という意味だろう。まさか、美容院でそんなデリカシーのない言葉をかけられるだなんて思ってもいなかった

そして、カラーを塗り終え時間を置き、また男は施術に戻ってきた。

衝撃のたばこ臭さ!!!!!!

いや、いいんですよ、たばこは息抜きにもなりますでしょうし、切り替えにもいいとは思うんですよ、でもそれにしても、臭すぎやろ!!!!!まだたばこ隠し持ってる!?!?

まだ悲劇は終わりません。

シャンプーをし、ドライヤーで髪を乾かした後、カットにうつります。もうこちらは話す気ゼロでしたが、幸いなことに黙々とカットをしてくださっていました。そして、カット終了後、仕上がり確認。

男「分け目の具合で左側がボリュームがあったので、こめかみの横当たり、中の方で短くカットしておきました。」

ああ、そうですか、はいはい、早く帰らせて、と思いながらさっさと会計を済ませ帰宅。

翌日、ヘアセットしてみたところ、どうもこめかみから変な髪が出てくる。なんやこのアホ毛は。よく見てみると、その周辺5センチくらい、謎の長さに短くカットされていた。

衝撃だった。ここまでカットされてしまうとセットができない。

顔回りの髪を切る時や、前髪の分量を調節する時、髪をすくときは、当然相談していただけると思っていた。ショックだったし腹立たしかった。しかもなかなか伸びなかった。しばらくは、こめかみからアホ毛がはねている発芽米スタイルだった。

悔しくて、口コミを書こうかと思い、口コミページを見てみると、あきらかにそのオッサンに向けてと思われる酷評が並んでいた。怒っているのは私だけじゃなかったようだ。それ以来、あのサロンには行っていない。


【イケメンにつられて】

その次に行ったサロンは比較的長くお世話になった。ミスドで勉強していた帰りに勧誘され、そのまま全部してもらうことになった。

いつもならお断りするが、顔がタイプだったので行くことにした。

イケてるのは顔だけではなく、施術もかなりイケていた。アッシュ系カラーが得意な方でカラーは勿論のこと、カットがとても素敵だった。この方のお陰で、私はだいぶ垢抜けたとすら思っている。

その後何回かお世話になったが、異動されることになり、担当が変わってしまった。

その次に担当してくださった推定年齢25歳程の男性

ある冬の日。

男「最近インフルエンザ流行ってきましたね~!」
私「そうですよね~」
男「僕ね去年インフルエンザかかってね~。熱出る前に、数日前に会った友達がインフルエンザなったって連絡あったんすよ。」
私「おお、つらいですね!」
男「で、ほんなら自分もしんどくなってきて熱でてきて、38度くらいまで上がってきてね!仕事は行ったんすけど、次の日病院行ったらインフルエンザやって、店長にもうつしました(笑)」

これは一体どういうことだ。

インフルエンザで仕事してたという話を、そんなに堂々と笑い話のように客に話す馬鹿がいるとは思いもしなかった。

私は歌をしているため、体調管理には気をつけていた。当たり前だけど、周りも体調不良に敏感だった。どんなに熱心に稽古に励んできても、インフルエンザにかかってしまえば、周りも巻き込んで舞台を台無しにしてしまうことになる。

それに、今でこそ感染症に対してみんな敏感だけど、妊婦さんやお年寄りにうつしていたら、どうしていたんだろう。どんなにこっちが気を付けていようと、かかるときはかかるのに、大迷惑な話だ。というか、歌をやってなくとも、インフルエンザにはかかりたくない。あのしんどさは出来れば二度と体験したくない。

うつされたくないので、もうそのサロンに行くことはなかった。


【なんとなく選んだサロン】

インフル男のお陰で、またサロン選びをすることになった私は、とりあえずホットペッパーで安めなところを探した。

担当してくださったのは、原宿系な若いおとなしい女性の方だった。
おとなしい方だったけど、私が希望する微妙な色味、スタイルを結構細かくくみ取ってくださった。私たちもプロじゃないので、うまく言葉で伝えられないことも多い。でも絶妙なニュアンスをくみ取ってくださる方は久しぶりで、仕上がりはとても満足だった。

そしてまたこちらに来店。次は店長と思われる方だった。
かなり個性的でいかつい見た目だけど、口調は穏やかで、丁寧に希望を聞いてくださり、髪を見てケアを褒めてくださる、ただの良い人だった

指名せずとも結構お二人共よかったので、また指名せずに予約したところ、次はまた別の23歳程度の若い男の方になった。

・・・普通だった。

顔回りの髪は、インスタなどで写真を見せて伝えたが、あまりイメージとは違う仕上がりになった。セットしたら変わるのかと思いきや、そうでもなかった。

ただ、話は弾み面白く良い人だったので、指名することはなかったけど、その後も何度もお世話になった。


【引越しをきっかけに】

大学から一人暮らししていた部屋を出て、彼と同棲を始めた。特にサロンにもこだわりがなかったため、これをきっかけに新しいサロンを開拓しようかと思い、引越し先でよさそうなところを検索。

少し家から離れるが、駅の近くのサロンを予約した。

そこでは、ちょっとぽっちゃりだけどイケイケ風なお兄さんが担当してくださった。

この方、施術は良かったのだが、話がイマイチかみ合わず、始終不安になった。

男「髪長いですね」
私「そうですね、ドライヤーが大変ですね」
男「ドライヤーは大変でしょうね~」
  
~数分後~

男「これだけ長かったら、ドライヤー大変じゃないですか?」
私「え???wあ、はい、大変です・・けど・・w」


1回目のドライヤーのやり取りは幻か???

まだ会話は続く。

男「髪切らないんですか?」
私「ロングがいいのでがっつり切ろうとは思ってないです」
男「うちのお客さんでも切るのは1cm以内にしてって言うお客さんいるんですよ」
私「それはすごいですね」
男「だから、毎回来るたびに、切りましょっていうんですよ」
私「(…切らなあかん流れ?w)やっぱ切った方がいいですかね?」
男「ん-、まあね。お客さんくらいなら大丈夫ですけど…」
私「あ、そうですか…w」
男「切りましょってほんま毎回言ってるんですよね~ww」

切りましょ切りましょやかましいわwwwwwwwwww

私、スーパーロングなんですけど、ショートよりロングが似合うからロングにしてるわけで、ロングの自分の方が好きやからロングにしてるのであって、そりゃ流行りはショートヘアかもしれないけど、なんていうか、そんなにロングヘアってあかんの???って思いました。

そりゃ、短い方が健康にきれいに保てるやろうし、プロのいうことは聞いといた方がいいんやろうけど、どちらかといえば、ロングのためのヘアケアアドバイス!みたいなの欲しかったよ・・・。

また『切りましょ切りましょ』言われたら嫌なので、もう行ってません。。。


【インスタでみつけたサロンへ!】

そして現在、インスタで見つけた方のサロンに通い始めている。まだ2回ほどしか行っていないが、仕上がりが本当にきれいで、何よりも私が好きなテイストのヘアスタイル、ヘアカラーを得意とされている方だった。

いい意味でおしゃれ過ぎない、ラフな方で、こちらも緊張しすぎず話せるところがまた好印象。また、中でもカラーはかなり得意な方なようで、微妙な色味にも柔軟に対応してくださる素晴らしい腕の持ち主だった。

ビフォーアフターの写真をインスタにアップしてくださったり、送ってくださったりするのも嬉しかった。しかも、アフターの写真、きれいすぎて、これが私!?と驚くほど。この後ろ姿で振り向いたら私の顔面・・・詐欺やろ・・・と、自虐すらしてしまうほどの髪だった。

これからしばらくは、こちらでお世話になるつもりです。



というような、思い出話でございました!!!笑

美容院って安くないし、切られてしまったら取り返しがつかないですし、ほんとに難しいですよね。髪質も人それぞれですし、スタイリストさんにも得意不得意があると聞いたこともあります。私達も伝えるのが下手だったりもするし、何が似合うかも分からんし。

でも、いいサロンの選び方はわかりませんが、インスタってとっても便利やなって思いました。(無理やりなまとめ)


ここまで読んでくださった方、長々とお付き合いいただきありがとうございました!!!!!(土下座)


おわり。


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