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新社会人に「可哀想」という大人が嫌だった

今春から晴れて社会人になった。
就活を死ぬ気で頑張って、1番行きたかった会社に入った。

「春から社会人になります」
そう言うと「可哀想」「地獄へようこそ」と返答する大人たちが嫌だった。
私は絶対そうならないと決めていた。

4月、いざ社会人になって研修が始まった。

平日の夜、明日になるのが億劫だった。
研修中は、あと何時間で終わるか考えていた。

あんなにワクワクしていたはずの社会人なのに、研修1週間目にして、なりたくなかった大人になっていたことに気がついた。

このままじゃいけない。

焦った私は、研修が嫌だった理由を洗い出して考え方と行動を変えてみた。

1 | オンライン研修

まず、入社した会社の研修は、2週間全日オンラインだった。家にデスクがないため、朝から夕方まで地べたに座り続ける。午後からは身体中が痛く、身体的にも疲労が溜まっていた。

そこで、まずは座りやすいクッションを購入してみた。あとは休憩時間にタバコを吸ってぼーっとして終わり、ではなくストレッチを取り入れてみた。

そんなこと(笑)とも思ったが、実際に少し変えるだけで身体への負担が減り、精神的にも前向きになれた。


2 | 幼稚な同期への苛立ち

研修はグループ会社も含めて800人以上が参加していた。

説明があったのにも関わらず同じ質問をする人、会社員としての意識がない人、アピールしたくてでしゃばる人…そういった人が悪目立ちしていた。

そんなことで自分の機嫌を損ねるのってすごくもったいないから、考え方を変えた。
だめな社会人の例として、どこがだめなのか全部書き出してみた。そこから自分はどう見られたいのか、どうありたいのかを考えることができたので気づいたら苛立ちもなくなっていました。


3 | 受動的すぎた自分の受講態度

大人数だったこともあり、研修が完全にインプットだけだった。グループワークでも前のめりになれなかった。

でも研修って、受けなくてはいけない義務であると同時にいくらでも学べるチャンスでもある。
そしたら平等に与えられた研修期間で誰よりも吸収したいと思って、2つのことを行った。

①チームが高成績を上げるために必要なことを逆算して裏方に徹した。

後から見返せるように完璧に議事録を作る、話し合いながら同時進行で資料作成する、他メンバーが嫌がる仕事を引き受ける、そういう小さなことを自主的にするだけでチームがいい方向に向かった。

また、そういった裏方業務は人事の人も気付いてくれるということもわかった。でしゃばらなくても評価は得られるということを実感できて、モチベーションも上がりました笑


②早起きして朝活した。

今までは研修の30分前に起きていたところを、2時間半前に起きるようにした。
ゆっくり朝食をとって準備をした後は、前日の振り返りと今日の行動目標を立て、余った時間で勉強をした。

そうすると、心に余裕が生まれるだけでなく、明らかに吸収効率も違うように思えた。朝勉強した知識を活用することで研修も優位に進められた。

自分は絶対に朝が弱いタイプだと思っていたが、せっかく付いたこの早起きの習慣をこれからも継続していきたい。

■「月曜日が楽しみ」そう言える

自分の考え方と行動を変えて、毎日ワクワクできるようになった。休日は、月曜日が待ち遠しいように、夜は次の日が待ち遠しいように思えるようになった。

新社会人に「可哀想」という大人が嫌だった。
でも、そんな大人の気持ちも今なら少しわかる。

仕事を辞めたい、嫌だと嘆く大人になりたくないなら、自分が変わっていかなくてはいけない。

変わらないために変わり続ける

これが私のスローガンです!


最後まで読んでいただきありがとうございます🐥


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