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【雨漏りしたらどこを修理をするか】

<自己紹介>
14年間公立高校の体育教師をしたのちNPO法人を立ち上げて、今は教育事業に取り組んでいます。元アスリートで日本チャンピオンにもなりました


【雨漏りしたらどこを修理するか】

学校の図書館アップデートするのに使ってね
というお金をうまく使えてないって話です。


学校に勤めてた時に
体育館の屋根が老朽化かなんかで雨漏りするようになったんです。
それで、雨漏りする場所の真下にバケツとかおいてたんですが

それでも、あちこち雨漏りするようになって
ある日、一晩大雨になった翌日以降、体育館の板の床面が水濡れで反り返ってしまって体育館で活動できない状態になり、、、

みんなで朝から雑巾とかで拭いたり、体育の授業や部活も一時休止で隅っこできることやったりして、大変でした。

それで、こんなんじゃ学校の活動に支障が大きいってことで、
夏休み期間中に200~300万かけて板の床面の修繕するってことになりました。


はい。

お気づきになりましたでしょうか。


修繕するとこ
そっちで合ってます?
の問題

雨漏りの屋根は直してないので、
今後も雨降るたびに雨漏りはし続けます。

でも床は300万で直します。

また雨降ります。

To be continue….


もちろん先生たちもわかってるんです。
屋根でしょ!直すなら屋根でしょ!
ってことは

ただ、屋根の修繕は1000万クラスの予算
床は300万クラス予算

市の決まりで1000万超えの予算は学校の勝手な権限では使えない(てか学校はそんなにお金持ってない)。

だから、せめて学校権限でできる範囲で床を直すわけです。

他にも余っている予算があったり
足りない予算があったりしても
学校判断ではフレキシブル対応はできない。

そういう決まりだから!

今回の図書費は、どうやって図書をアップデートするのか
お金の使い方が分からないんじゃないでしょうか・・・。

今後、各学校の図書館が目指す形とか
図書館が生徒にできる価値提供はなにかとか
そういうことを話し合って初めてお金の使い方が見えてくるはずなんですが職員室にはそんなことをする文化がないので、、、

あーこの図書費をあの時の屋根の修繕に回せたらなぁ。






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