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久野飛鳥です。


はじめまして。久野飛鳥(くのあすか)と申します。

作曲、ピアノに関する仕事をしています。ジャンルとしては少し特殊です。もともとクラシックや現代音楽を学んでいましたが、近年は舞台音楽、特にミュージカルの現場(の作曲、演奏)に関わることが多いです。ミュージカル劇団「東のボルゾイ」の主宰も務めています。

公式サイトはこちら↓

一方、音楽面ではクラシックの作曲・演奏の講師などもしており、演劇業と音楽業、両方に足を突っ込んでいる生活を送っています。

以前からnoteに興味があり、この度始めてみることにしました。音楽や演劇のことについて、出来事や考えたことなどを書き記す場にしたいと思っています。宜しくお願いします!

(ちなみに私のホームページはこちらです。詳細プロフィールや出演情報を記載していますので、よろしければご覧ください。)

noteについて、音楽家の私が言葉を使うこと、文章を書くことについて

クラシックを学んでいた私が演劇業界に本格的に携わり始めたのは大学生になってからです。はじめは、音楽業界と演劇業界で使う言葉の表現に違いがあり、同じ日本語を話しているはずなのに、意図が伝わらず、苦労しました。

今ではその違いにもだいぶ慣れ、演劇専門の方、音楽専門の方それぞれに寄り添った言葉を選べるようになったかな?と思います。(勿論まだ日々試行錯誤中です。)
そこでこの場を、音楽が好きな方にも、演劇が好きな方にも、あるいはそれ以外の畑の方にもアクセスしやすい表現を使い、これまでの音楽・演劇経験から考えたこと、現在思っていることを、ほんの少し共有する場にできたらなと考えています。

主宰劇団で上演したミュージカル『バウワウ』(2022)
稽古場で演奏する私


また、背景として…
私自身、音楽を専門にしていながらも、文章を書くことが子供の頃から好きだったこともあり、自分の音楽について、演奏経験や作曲の経験を都度文章にまとめる、ということを行っていました。ブログやnoteを始めることも何度も検討していました。
しかし、音楽という、最終的に言葉を使わない表現手段を使った仕事をしている以上、どこまで音楽のことを言語化してお伝えするべきか、ということをずっと迷っていました。

ただ、いつも活動を見ていただく場である演奏会や演劇の公演というのは、とても限られた狭い空間です。一度に少人数の方にしかご覧いただけないということはデメリットでもあると感じています。それ以外の場でも何かを発信することで、より私の活動に興味を持っていただけるのではないかな、という気持ちもあり、ひとまず始めてみよう、と思うようになりました。

どのような一面を発信したら興味を持っていただけるのか、検討し直すごとに更新が滞ることもあるかもしれませんが…💦
また、ある意味特殊な仕事の仕方をしているので、レアな得意分野がある一方、知識や技術など、欠けている部分も多いかもしれません。試行錯誤していきたいと思いますので、よろしければ読んでいただけると励みになります。


また、このような媒体で発信する理由として、もう一つ背景があります。
私は若者に音楽を教える仕事もしているのですが、音楽という歴史のある学問を学ぶにあたって、特に作曲に関しては前例(新作)が年々増えていく、新しいことがどんどんやり尽くされていく、という一面があります。
私の同世代の方や、まだ学習を始めたばかりの世代は特に、大きな世界を知っていくにつれ、自分の音楽家としての意義を見失ってしまいがちな風潮を感じています。

私自身もまだまだ発展途上ですが、自分らしいスタイルを大切に活動しようと試みている姿を発信、共有することで、型に縛られず各々のアイデンティティを活かした音楽家が沢山生まれたら良いな、そして音楽業界を盛り上げる一員になれたら良いな、と思っています。

ということで、長々と書いてしまいましたが、ひとまずこちらを最初の投稿とさせていただきます。
次の投稿を急ぎたいという諸事情があり、駆け足で書いたため、伝わりづらい部分がありましたらすみません。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

久野飛鳥

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