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幸せは自分が決めるもの(妊孕ヨガ月と花ブログより)

ブログの2記事をくっつけてるのでタイトル変えてますが、私が芸術活動をやるようになってから妊娠、流産をした時期の話です。
私たちは日本という平和で自由な国に生まれ、何をやるかを自分で選べる環境にいます。
どんな境遇だろうと、心は誰にも縛ることはできません。
人を変えることはできなくても、自分の心は自分でコントロールできるもので、視点を変えるだけで幸せにも不幸せにもなれるんですよね。

(ここからが転載)
●芸術活動と妊娠
私の人生は大きく舵を切り、今までやったこともない芸術の世界へと足を踏み入れました。
とは言えみんな素人で、試行錯誤しながら舞台を作り上げていきました。
みんなが同じ気持ちで目標に向かって進んでいくことがとても嬉しくて、生きてる実感がありました。

そんな中で、ちょっと体調がおかしくなりました。
なんだか食欲がなくなり、夏の暑さも手伝ってなのか、冷やし中華くらいしか口にしたくなくなりました。
体のだるさもあったのですが、日常生活に支障が出るほどではありませんでした。

私は舞台でダンスをすることになっていたので、その練習を続けていました。
でも本番が近くなるにつれて、ある予感が頭によぎっていました。

もしかしたら妊娠してるかも・・・?

生理がこなくなっていて、体温もちょっと高め。食欲がないのと味覚がちょっとおかしい。
でも本番を成功させたい、穴をあけるわけにはいかないと思って、病院に行くのは控えていました。

本番が無事に終わり、妊娠検査薬を使ってみたらやはり陽性反応が出ました。
産婦人科に行ってみると、やはり妊娠しているとのこと。
そのとき39歳でした。まさかここへきて妊娠するとは、と驚いていたのですが、心身ともに充実した日々を過ごしていたので、体も受け入れ態勢があったのかなと思いました。

●3度目の流産
病院で妊娠を確認してからそれほど経たたないうちに、3度目の繋留流産が発覚しました。
何週目だったから忘れてしまったのですが、どうも赤ちゃんが育っていなかったようです。

その時ふと思い出したのですが、まだ妊娠がわかる前の、舞台本番前のリハーサルのとき、急に体が軽くなって楽に動けるようになったんです。
それまでずっと、ちょっと気持ち悪いみたいな感覚があったのですが、なんか久しぶりにスッキリしたような気がしました。
今思うと、あのときに赤ちゃんは私のところから離れていったのかもしれません。

私の中の感覚としては、子育てをするよりも今の芸術活動に全力を注ぎたい、という思いがあったんだろうと思います。
だからこそ、病院に行くよりも舞台の本番を選びました。
それを感じ取ってくれたのか、赤ちゃんは私のところから去っていきました。
ちょっと寂しい思いはあったのですが、おそらく私の中の潜在意識で決めたことだと思うので、これで良かったんだと思うようになりました。

今回の人生をどう生きるかは自分自身が決めることだし、その責任もすべて自分にあります。
世の中ではまだ子どもができないことが不幸だと思われるところもありますが、それは本人がそのことをどのようにとらえるかであって、最終的にはどの道を進んでも幸せしかないんです。
今はそのことがよくわかります。

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