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今の時代で本当に終活の知識を得た方が良いのはどの年代? |終活・エンディングノート・大阪
こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!
終活=高齢者 というイメージがあるので、私が"30・40代の終活"をテーマにするとよく驚かれます。
という私自身も、終活について勉強するまでは、終活は高齢者がするもの、と思っていました。
でも勉強をすればするほど"30・40代でも出来ることがある"という発見から"むしろ30・40代から終活を始めた方が良い"と考えるようになりました。
なので、私は活動の1つの『"高齢者より若い世代"に終活をお伝えすること』に力を入れています。
注: ここからはあくまでも私の私見であることをお含み置きください。
ある60〜92歳までの平均74.0歳のシニア世代にとられたアンケートの記事で興味深いものがありました。
それは
【自分が死んだあとに出来るだけ人に迷惑をかけないように準備したい】
と答えた人は約80%なのに対し、
【エンディングノートに情報を整理してきちんと伝えられる状態である】
という人はわずか約5%にも満たない、そもそも
【エンディングノート自体を知らない】
という人が約1%に上る、という記事でした。
その理由や本音として
【遺された人が決めた方が良いと思うから(64歳女性)】
【これからの作業と考えているから(81歳男性)】
【まだ具体的に書くことが無いし、今は元気だから。体が不自由になってから思うことを書こうと思う(77歳女性)】
などが挙げられていました。
これらのシニア世代の本音を受けて、みなさんはどう思われましたか?
「いやいや、無責任やろ!」
「その歳で始めなくていつやるねん?」
「まぁわからなくもないかなぁ」
「これが普通だと思う」
など、人それぞれだとは思います。
ただ、今のシニア世代のほとんどが「終活をした方が良いとは思うけど、実際にはしていない」のが現状となると、本当に終活の知識が必要…知識があった方が良い…のは"シニア世代を支える世代、つまり若い世代"ではないでしょうか?
遺された家族や周りの人がしなければならない死後業務は山ほどあります。
その中には《期限》があるものも多くありますし、お金や制度の事などで《知らないと損すること》もあります。
亡くなった方がそれらをまとめた物を遺してくれていればスムーズに進みますが、現状として「した方が良いとは思うけどしていない」シニア世代がほとんどなわけですから、結局遺された若い世代が知識や経験がないと大変な思いをする、というのが現状だと思うのです。
死後業務を担う遺された若い世代にも[家事•育児][仕事][介護][闘病]など、当然"これまで通りの生活"があります。その上に莫大な量の死後業務が加わります。
昔は家族や兄弟が多く近所付き合いも濃厚でしたので、死後業務も分担して行うことが可能でした。
しかし現代は核家族化や少子化•高齢化が進み、近所付き合いも希薄なので、昔と比べて一人あたりの担う業務の負担が大きくなっています。
この様な現代の日本の状況とシニア世代の現状を鑑みて、私は本当に終活の知識を得た方が良いのは"シニア世代よりも若い世代"だと考えます。
もちろん終活は強制ではないですし、苦痛に感じるくらいならしない方が良いと思います。
ただ、寿命や体力、気力などに余裕があるのとないのとでは全然違います。
親のことや自分自身のこと、夫婦のこと、子どものこと、ペットのこと…考えやすく簡単ことからで十分です。
日々の暮らしのなかで少しずつ意識して生活するだけで変わってきます。
この投稿を機に、少しでも終活について考えていただくことが出来たら嬉しいです☻
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