切なすぎる!病院のベッドで書くエンディングノート |終活・エンディングノート・大阪
こんにちは!
大阪で活動している終活講師 吉原明日香です。
実は、昨年の暮れに私の親族が突然倒れました。
幸い命は取りとめましたが、右の手足に麻痺が残り、今もリハビリをしながら生活しています。
彼は私がお見舞いに行った時にノートを持ち歩いていました。
予想は出来ますが、何のノートなのか聞いてみると
「家族のこと•大事なこと•忘れたらアカンことを今書ける分だけ慌てて書いてるねん!」と。
聞けば、彼はまだ働き盛り世代(50代)で健康だったので(年1回の健康診断も問題なし)、今までそういう事は「まだ早い」と書いてこなかったそうです。
彼はそのノートを左手でペラペラめくりながら
「ホンマ、こんな事って急になるもんやなぁ。まさか自分は!って思ってたのに。(ちなみに彼は医療従事者です)
こんなんなってから急いで書くのも大変やわ。まだ俺は頭がハッキリしてるから良かったけど…」
と呟いていました。
その横顔を見て、
改めて「エンディングノートは"元気な時"
…つまり、1日でも早く書いておくべきだ」と痛感したし、
ノートを書いてこなかったことに対して
「だから早よ書きって言ったやん!」とか
「なぁ?だから元気なうちに書かなアカン理由わかったやろ?!」
と責めることも、もちろん出来ず黙って見守ることしかできませんでした。
病院のベッドで書くエンディングノート…。
書く側も見守る側も辛いです……😭😭
今回はまだ書ける状態まで回復したので良かったですが、書けない場合も、そのまま亡くなる場合もあります。
"いつか" は突然やって来る。その事を改めて痛感した出来事でした。