アスエコ未来教室 第2回~世界と私たちのくらし~

2020年11月20日に第2回目の未来教室を開催しました。
今回の未来講師は、”岡山県JICAデスクの守都未来さん”

“世界のことを知ることは、自分たちの暮らしを考えること”
“自分たちの暮らしを考えることは、私たちの未来を変えていくこと”

そして、知ることは、いつか世界を変える、“チカラ”になる

では、わたしは何をする?

守都さんのお話の最後に投げかけられた問い。

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今回は、守都さんからは、世界で起きている様々な問題と私たちの暮らしとのつながり、関係についてお話を頂きました。

「世界で起きている、貧困、環境問題、紛争、児童労働。これらの問題は、私たちの暮らしとつながっている!!」

開発途上国の貧困の問題や児童労働のことファストファッションの裏側、感染症と森林破壊とのつながり、パーム油、レアメタルと紛争、そして私たちの暮らし。

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守都さんの優しく真剣な語り口から話される世界のことと、私たちの暮らしとのつながり。
参加した中学生たちは時にはグループで話し合いながら、私たちの暮らしとその先にある世界のことに理解を広げていきました。

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未来教室の特徴は、普段考えないことや聞けないことを聞きながら、「知っている」ことを増やしていくこと。そして、知っているから“している”に変化できるように、気持ちや考えの変化につながる講師の生き方に触れること。

中学生自身が、これからの生き方を講師の生き方から考える時間。

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守都さんからは最後に自身がどうして今の活動をしているのかを伝えて頂きました。
貧しかった子ども時代、ユニセフとの出会いと、AMDA中高生会との出会い。
世界を自分の目で見て、国際協力の本質を考え、わたしにできることを真剣に考えた高校生時代。そして留学と行動。

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“時間がかかってもやりたいことをやってみよう”

本質を自分に問いかけ、自身のやりたいという気持ちを大切にする生き方。
その中での多くの出会い。

“しあわせとは何か?”
留学先の大学で先生に問われた言葉を真剣に見つめ続けて来られた守都さん。

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優しく、力強い語り口とその雰囲気が中学生に伝わっていく時間でもありました。

“一緒に未来をつくっていきましょう”
守都さんの最後の締めの言葉。
14人の未来教室中学生のその先につながっていくと信じています。

文:アスエコ未来教室 柏原

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