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メンヘラがバケツの穴に気づいた衝撃


今日は
ちょっと勇気を出すnote。

めっちゃ偉そうに書いているけど
ちらっと書いたように、過去の私のバケツは
穴だらけだった。

なんなら穴にハマって片足落ちてたよね。



が、そのことには気づいていなかった。

「あれー最近片足しびれるなー」
くらいの意識だった。



そんな今は、穴が開いたバケツに気づかず
もがいている人を見ると
「めんどくせー!」と思ってしまう。
なんて不条理なのだ。


めんどくせー!と叫ぶのは
ある意味で過去の私を認めた、ということかもしれない。


めんどくさいあすが
そんなやつめんどくさいと叫ぶまで。



人に依存して自分を確認していた


自分に自信がなさすぎて、私の価値を人に託して教えてもらおうとしていた。
人任せ。

当時を思い出すと

  • 私だけを見てほしい

  • 構ってほしい

  • 嫌われたくない

  • ダメな自分の手を離さないで連れてって

そんな気持ちが大きく占めていたように思う。
…正直めんどくさい。
めんどくさい以外の何者でもない。
自分でも驚く。


この心理を辿ってみると
自分に自信がなくて、他人に評価してもらうことで安心していた、と言える。

なぜこんな気持ちになったのか、過去の自分に聞いてみた。
いわゆるインナーチャイルドに話しかけてみる。

  • 気づけばいつも母の機嫌を伺っていた

  • 感情を素直に伝えたら仲間はずれにされた

  • スキルを妬まれた

そんな過去を語る自分がいた。
悲しかったのか?寂しかったのか?
そんな自分を守るために、他人に依存し始めたのだろう。


特に恋人には依存しまくりだった。

帰ったら連絡してね。(心配するふりして自分が安心したいだけ)
他の人と出かけないで私を優先させてよ。(解説不要なくらい自己中)
喧嘩をすれば「私のこと嫌いにならないでー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」(うまく変換されてるかな?まさにこんな顔だった。やばい笑)

めんどくさい女だったろうと謝り倒したい気持ち。

ちなみに夫には先日謝った。
こんな性格でよく結婚まで至ったね、というと
それよりも好きが優ってたんやろうね、だってさ。
できた男かよ。



あれ?穴空いてるやん


バケツの穴に気づき始めたのは
同居をやめて夫と子どもと4人暮らしになり
働き始めた頃。
様々な世代がいる職場で、もともと得意な人間観察をしていたら
ひたすら楽しそうにしている人や
文句ばかりで動かない人、周りを見ながら動いている人…様々な人がいることに気づいた。
驚くほどいろんなパターンの人がいて、社会の縮図のようだった。

人を観察しまくって、ふと自分を見た時に
「あれ?私片足穴から落ちてない?」と初めて底を確認した。

衝撃だった。

必死にバケツをいっぱいにしようと他人からの言葉を求めてたのに
ダダ漏れだったんだもん。

無駄やん!あはは!
開き直った自分がいた。



バケツの穴埋めたら変わった


バケツの穴が埋まり始めた頃
2人きょうだいで十分だった夫が
「もう1人こどもいるのも良いね」と言い出した。
ほぇ?!今頃?!


話し合いを重ね
期間を決めて、それで来なかったらそれまで、という約束で。

そして末っ子誕生。
名前には"共生"の意味を込めた。

末っ子の誕生で根っからの末っ子気質の息子が成長した。
みんな溺愛した。
そして末っ子の自由な性格を見て
「あー何に縛られて私は今まで生きてきたんだろう」とバカらしくなった。

末っ子が誕生したことでみんなが成長したの。

本当の家族になった気がした。


私のバケツが埋まったら周りが変わった


恥ずかしがって自分の気持ちを発しない夫が最近私に気持ちを伝えるようになった。
息子は恥ずかしがりながらも愛を伝えてくれる。
お姉ちゃんは思春期真っ盛りだけど、話をしてくれる。
末っ子は永遠に自由。

私のバケツに水が溜まり始めたら、みるみるうちに周りが変わった気がした。
私の見え方が変わっただけなんだけどね。
余裕が生まれて過去の自分とよく話すようになり、徐々にその時の気持ちは許されていった。


すると、めんどくさい自分が究極にめんどくさくなって
他人のめんどくさい、が本当にめんどくさくなってきた。


めんどくさく見える人の気持ちは分かるんだけど
面倒と思ってしまった今、アドバイスしたって相手が「よしっ、じゃあ変わろうっ🎶」て速攻で変わるわけでもない。

変わろうとして上手くいかないって人に手は差し伸べるが
変わろうともしてない人に何を言っても余計なお世話なだけ。
(ここ人によっては言葉がキツく聞こえるかも)

変わろうと思ったら1ミリでも進んでみる

戻っても良い。最終的に1ミリでも進んでいれば。
進んだ?と思ったら振り返ってみると良い。
進んだ自分に気づくから。
自分の過去を認めていくと、許されていく。
結局厳しくしているのは
過去と今の自分なんだ。
自分で自分を見つめて認めてみる。

私のnoteは過去も振り返られて、進んでいる自分の証になっている。

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