子供の感性
絵には、心の状態が表れる。
好きな色や、その時使う色にも
心の中は目には見えないことが多いから
子供の心の気づきを得るために、大切なツールです。
毎朝描かれた絵は、お迎えの時に親にもくばられ、
手にとって子供の心の体調を親も確認します。
また、色を通して心の状態を調整することも出来たり、
例えば、幼稚園で言われたのは子供の着るお洋服は淡い色をチョイスする、など
キラキラスパンコールのついたお洋服を着せていった時
、
周りの子供にもムーにも刺激が強すぎると、
アドバイスもらったことを思い出します。
柄や怪獣のような模様はチョイスしない、
そう、子供の吸収はスポンジのよう。
日々の影響を受け、5歳までには神経系が80パーセント発達します。
親の愛情の吸収も6歳まで、つまり幼児期がとても大切。
例えば、DVDを見せたりするのも、子供にとってはその画面の世界が自分のすべての世界になる。
映画館なんか、感受性の強い小さな子では、、びっくりして倒れてしまったりとか
なるべく自然で遊んで、
自然の本物を覚えさせて、触らせてあげて、感覚を鋭くしてあげるとか、
もちろん!すべてに100パーセントはなく、
環境に対応していけるように、
親も子供にも柔軟性を持ち取り入れていくのが、大事だと思っていますが
感触、視覚、聴こえるものも、
細胞レベルの話です。
全てが、その子の芸術になるわけですからね。
親も、子どもの心に一緒になって楽しく考えてあげられます。
illustration:YUMIKO TANAKA