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疲労とストレスで起きる不整脈

先日、息子が歯科で乳歯を抜いてきました。

抜歯後は痛みがあり、何年か前に処方されたカロナールを飲みました。

処方された量の半分で効果があったのを見て、薬が効きやすい私は、昔不整脈でデパスを飲んでいた時に、1錠でフラフラになっていたのを思い出しました。

病気になるのは運次第?


不整脈が出るようになったきっかけは、病院勤務が忙しすぎて常に疲労感が強かったことと、当時付き合ったいた相手が友人と関係を持ち、大きなショックを受けたことだと思います。

不整脈が出るようになってから検査を色々しましたが、結果的に安定剤のデパスが処方されました。

しかし当時は疲労やストレスが身体にそんな影響を与えるとは思っていませんでした。

心臓には器質的な異常はなくても、不整脈が起こるくらいストレスや疲労で心身が疲弊していたということですよね。

ストレスと不整脈については交感神経が関係しています。

ストレスは交感神経を活性化させるため、不整脈が起こりやすくなります。そのため、特に持病のない健康な方や若い方であっても、ストレスによって不整脈が起こることはあります。
またストレスの他に、不眠、疲労、飲酒、カフェイン、喫煙なども不整脈を起こりやすくすることが知られています。

ユビー病気のQ&Aより

看護師になる時に体の構造や機能、疾患についてはたくさん学びましたし、看護師になってからも看護技術や疾患別の症状や治療を学びましたが、病気ってそもそも何?という部分はポッカリ抜けているんですよね。

病気は誰にでも分け隔てなくやってくる、くらいの認識でした。

自分が不整脈になっても、疲労やストレスと関連させて考えることは無かったです。

デパスを飲むと良く眠れるな、くらいの感覚でした。


今年の健康診断での心電図は正常!

毎年心電図では何らかの不整脈が検出されていたので、今年はリラックスして受けられたのか、あまり疲れていなかったのか、穏やかに過ごせていたのかもしれません。

心のことがわかるようになると、どのようなことが自分のストレスになり、どの位ダメージを与えるのかということがわかるようになります。

身体のことがわかるようになると、ストレスによってどこにどの位ダメージがあるのか、回復するためにどうしたら良いかということがわかるようになります。

つまり自分の心と身体のことがわかれば、たとえ疲労やストレスがあったとしても、何らかの対応ができるようになります。

病気を予防する、健康を維持するとはこのことだと思います。


病気になるのはたまたまではない


先天性の疾患や障害についてはここでは一旦置いておきます。

後天的な疾患や障害については自身の生き方に依る部分が多いのではないかと感じています。

何を見て、何を感じて、どんな行動を選択するのか。

感じ方や選択する行動で、心や身体へのダメージの蓄積する程度が変わります。


今は多くの人がストレスや疲労と病気の関係について気づいています。

しかし長年の習慣を変えるのは難しいですよね。

そんな時にこの3つを目の前の出来事に当てはめてみてください。

○今まで当たり前だと思っていたことは本当に当たり前なのか?
○いつもの習慣は本当に必要なのか?
○今更習慣は変えられないのか?

もし必要だと思うことがあれば、何かが閃き習慣を変えられる可能性があります。

どんなに良いことでも、他人から勧められたことは実行しません。

自分のことを知っているのは自分。
自分を変えられるのも自分。

視野を広げて物事を見てみてください。
ふと力が抜けた時に気づくことが、病気の予防方法になります。

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