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【傾聴を身につけて、勇気を与えられる人に。】「もっと早くあなたに相談すればよかった」と思ってもらえるための傾聴の仕方を届けるプログラム、開講します。

こんにちは。シミズショウタと申します。
普段はエグゼクティブ・コーチとして、経営者から幹部候補、一般社員向けに手広くコーチングを提供しています。

 このたび、「”またあなたに聴いてほしい”と思ってもらえるための傾聴」をコンセプトとしてプログラムを開講しますので、なるべく多くの方にメッセージを届けたく筆を執りました。実は別記事でもまとめていますが、ビジョンコテコテな内容なので、少しこの記事では外向けというか、僕のことがわからない不特定多数の方向けへわかりやすさを意識した内容をまとめました。

 このプログラムを受講頂くことで、日頃の身近な人との間で優しい会話を意図的につくることができるようになります。ご友人や家族の悩み相談、部下との1on1、パートナーとの会話など、日常生活ですぐに実践できる内容をお伝えするプログラムですので、ぜひ下記をご一読の上、ご参加くださいませ。(初回参加:300円)

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【なぜ、「傾聴」なのか】〜①相手が話したいことを話せる”包容的会話”の社会実装に向けて〜

 僕がなぜ、この期に及んで傾聴の仕方を届けたいと思ったのか。についてまずは触れていきたいと思います。

 まず、僕のコーチング提供者としてのビジョンは、社会のあらゆる場所でおこなわれている会話に【コーチング的関わり】がブレンドされた景色を見ることです。特に、ビジネス現場。これは今でも時折感じることですが、『ビジネスはなぜこんなにも”焦り”や”脅迫”や”恐怖”で回っているのだろう。。』『会議では、なぜこんなに心がギスギスする雰囲気や会話ばかり見るのだろう。。』『他人の意見の粗探しをしたり、言葉尻を捕らえて反論しようとしたり、揚げ足を取ろうと画策したりする人もいる。。そんなことしか考えていないのだろうか。。みんなこの社会を良くする上での仲間じゃないのだろうか。。?攻撃しあってどうするんだろう。。?』と悶々とすることが少なくありません。

 そんな環境では、言いたいことを言いたいように言えない人が出てきます。「これを言えば、あぁいう反論が来るだろう。。」「私の発言なんか、論破されて終わりだ。。そんなの目に見えてるから、私の意見には価値がない。」というように、自分の本音や意見を塞ぎ込むようになります。それが積み重なり、しまいに「自分には価値がない。」という無価値観にいたってしまえば、せっかく内に秘めた可能性や熱意を持つ仲間がひとり、またひとりと取り残され、時には舟から降りてしまいさえします。

 もちろん、昨今はダイバーシティ&インクルージョン(Diversity and Inclusion)と叫ばれるように、働き心地の良い環境づくりは重視されつつあります。しかし、僕が着目しているのは、単なる姿勢の問題ではなく、むしろ本質にある問題、つまり「そういうものだと思っている(≒上記のような衝突や緊張は当たり前だと思っている)」という錆びついた固定観念であったり、「逆にどう改善したらいいのかわからない」という難しさがあるのではないかという課題意識です。

 上記はあくまで僕の原体験なので、ビジネス現場の話に留まりましたが、実は社会には、(ビジネスorプライベート問わず)このような縮図が散在しているのではないだろうか。というのもまたひとつの課題意識です。

 皆さんの会社の同僚や後輩、ご友人、親戚、家族、パートナーなども、多くの人が、耳の痛い声や刺激にさらされながら生きていることと思います。優しい会話がもっと広がれば、社会はもっと晴れ晴れするように思います。

傾聴が会話に加わるだけで、
どんな人の個性も価値観もすべて、ただ受け止められる、包容的な会話ができるようになります。

傾聴が会話に加わるだけで、
いろんな人に自分らしく言葉を発する勇気を与えることができます。

【なぜ、「傾聴」なのか】〜②喧噪に毒された現代だから、「聴き上手さ」が求められている〜

 次に、傾聴が重要性を増していると感じている時代背景についても触れたいと思います。

SNSやテクノロジー、インターネットの普及により、他者とのつながりがユビキタス(≒同時接続的)になってしまった現代では、なにかを発信しようものなら各所からいろんな声が聞こえてきますし、身の回りにある情報も星の数より多く散在します。その分、耳の痛い声に晒されて心が傷ついたり、溢れんばかりの情報量に圧倒されて自分の本当にしたいことを見失ってしまったり、日常の変化に振り回されて誰かに吐きたい声の在り処を忘れてしまい、燃えカスだけ残ったりするリスクが高まっているとも言えます。

 このように雑音や喧噪に毒された、言いたいことが言いたいように言えない現代だからこそ、「上手に聴ける」人の価値は上がっていくと思っています。社会の変化スピードや複雑性が高まるにつれて、わたしたちの住まう環境はいつの間にか肩身の狭いものになってしまいました。

 心に封じ込んだ本音が日の目を見ないまま燃えカスのようにのこり、自らの心を毒し始める前に、信頼のおける他者が「聴く」ことによってあたえられる勇気は偉大なものです。相手の価値観や主義主張・考えを最大限に尊重し、最大限に承認する者として関わることで、話し切った頃には心も晴れ晴れとして、不思議と前に進みたくなっている。「傾聴」はそんなことが起こせる力だと思っています。

 「聴く」ことにアドバイスや情報提供は必要ありません。特別な経験も必要ありません。自分なんかがあの人の力になれっこない。。なんてことも思い詰める必要ありません。「あなたを想うからこそ、わたしは聴く。」と胸を張っておおらかに関われるように、プログラムを通して学びと気付きに溢れた機会に繋げてほしいという願いもこのイベントの構想に込めています。

【なぜ、コーチが主宰するのか】〜「傾聴」によって成り立つ仕事だからこそ〜

「コーチ」としてこのプログラムを開講するに至った背景をお伝えします。

 そもそも、僕が普段おこなっているコーチングの仕事がどうやって行われるかというと、まずは安心安全な環境づくりから始まります。クライアントが話したいことをなんでも話せると感じられる場をつくり、守秘義務に守られたふたりだけのクローズドなコミュニケーションの中で、クライアントの悩みの根源を一緒に探したり、クライアントの理想とする未来をともに描いたり、前に進もうとしている背中を押すような関わりを通して、成長や進歩を支援するというものです。

 その中で、コーチはクライアントの話をもとに質問をつくったり、関わり方を考えるため、そもそも本音を含めてなんでも話せる環境づくりやクライアントとの信頼関係が構築できなければ、コーチング全体の品質に支障をきたすのです。

 そのため、プロのコーチは、「傾聴」の価値を欠かせないものとして捉えていますし、そのスタンスをどうやって表すかにさえもこだわっています。傾聴について日頃から考え研究している身だからこそ、皆さんに感じてほしいものがありますし、身につけてほしいものがあるのです。


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プログラムを『あなたのあすがもっと、ハレますように。』と名付けた理由。〜「あすばれ」の世界観〜

皆さんは、

相手のもつ可能性を最大限に信じて、
物事が良き方向に流れていくことを祈りながら「聴く」

という実践をしたことがありますでしょうか。

 というのも、このプログラムは「祈り」をブレンドした傾聴に着目しながら進めていきます。いろんな声にさらされやすい現代社会では、誰しもが心の中にモヤモヤした「曇り」を抱えながら生きていることと思います。モヤモヤしたり、イライラしたり、むしゃくしゃしたり、あるいはなにかに失敗して落ち込んだり、職場の人間関係に悩んだり、自信を失って夢に迷ったり。そんな人に向けて、「あなたのあすがもっと、ハレますように。」という願いをもちながら傾聴的に関わる手法こそがプログラムを通して感じていただきたい「祈り」をブレンドした傾聴です。この優しい世界観をお伝えしていきたい、という想いをそのまま、プログラム名に付しました。

略して、「あすばれ」と覚えてくださいね☀


【プログラム概要】なにを、「あすばれ」で届けていきたいのか。

「あすばれ」では、下記のような問いに向き合いながら様々なワーク・対話を通して傾聴のエッセンスについて考え、会得していただきます。

どのようにすれば、
相手が最も心地よく話したいことを話せるのか。
(≒どのようにすれば、「なにを話しても大丈夫な人だ」と思ってもらえる雰囲気をつくれるか)
どのようにすれば、
相手が最も早く「いまここで話したい本音」を話してくれるか。
どのようにすれば、
「またあなたに聴いてほしい」と思ってもらえるか。

プログラムの内容は下記の全7回構成となっております。
各回のテーマも併せてご覧ください。

▼プログラム内容(仮題)
🌓 Day1|2021年10月14日(木)20:30〜21:30(終了)
『「傾聴」とは?〜5つの聴く態度〜』

🌑 Day2|2021年10月21日(木)20:30〜21:30
『「なにを話しても大丈夫」と感じてもらうために』

🌗 Day3|2021年10月28日(木)20:30〜21:30
『無償の愛をつたえながら聴くこと』

🌕 Day4|2021年11月4日(木)20:30〜21:30
『理解と共感をつたえながら聴くこと』

🌖 Day5|2021年11月11日(木)20:30〜21:30
『雨模様の心に傘をさし、ただ寄り添うこと』

🌔 Day6|2021年11月18日(木)20:30〜21:30
『もっとハレたいひとのために、できること』

🌙 Day7|2021年11月25日(木)20:30〜21:30
『まとめ〜願いをもって聴くということと、相手の願いを汲みとることについて〜』

※すべて、オンライン開催となります。


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【プログラムの対象】「あすばれ」に参加してほしい方、期待される効果

「あすばれ」は、例えば下記のような方々に向けたプログラムとなっております。このnoteに共感された方や、下記に当てはまるという方は、ぜひお申し込みくださいませ。

☁傾聴の世界観について知りたい、理解を深めたい方
 普段のコミュニケーションで傾聴について意識したことがないが、このnoteをきっかけに傾聴について考えたい、または、自分のコミュニケーションの仕方を見直したいと感じている方。
相談する側よりも相談される側になることの方が多い方
 知人や友人、後輩などからの厚い信頼や、会社での立場上の理由により相談相手になる機会が多いものの、聴き手としての適切な振る舞いや在り方については自分なりにわかっているようでよくわかっていない方。
対人支援者の方
 対話による対人支援のスキルに関心がある、あるいは対話による対人支援をサービスとして提供・従事している方。
(医療・看護従事者の方、非営利団体の方、教育関係者の方、介護従事者の方など)
聴き手としての力不足を感じている方
 部下との関わりや友人/知人の悩み相談など、「聴き上手」であることが求められる場面ではなんとなくその場を凌ぎつつも、「あの時間は有意義だったと思ってもらえているだろうか。」「一体、相談相手として自分は適役だったのだろうか。」「どのように振る舞えば相手にとって最善だったのだろうか。」「もっと良い聴き手だったら何をしてあげられたんだろうか。」という問いが後々つきまとい、悶々とすることが多い方。


 また、プログラムを通して下記のような効果を期待できます。

▼期待できる効果
☀他者受容力の向上(相反する価値観に接した際にも戸惑わなくなる)
☀聴く力の向上による人間関係の改善
☀他者から信頼されやすくなる
(初対面の方とのコミュニケーション改善や、人当たりの良い雰囲気をまとえるようになるなど)
☀対人支援力の向上(傾聴的関わりの後方支援的な側面)

 相談相手として関わる以上、「あなたに話してよかった」と思われたいし、期待された役割を全うしたいですよね。一体どのように関わることが正解なのかわからず、もっと必要とされる人になるために、聴き手としての力量を上げたい方にはぴったりです。


【参加方法と料金について】

ここまで読んでいただいて、興味を持っていただいた方はぜひイベントでお会いしたく思います。「またあなたに聴いてほしい」と思ってもらえるための傾聴について、ともに学びませんか?

▼参加料金(すべてオンライン開催です)
・全7回一括申込:割引価格¥9,300(正規価格¥12,300)
・単発申込(Day1体験価格):¥300
・単発申込(Day2以降):¥2,000 ※途中週での参加可

参加をご希望の際は下記フォームよりお申し込みくださいませ。
質問は7つございます。

※フォームから送付後、自動送信メールでご案内が参ります。

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