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[カターレ富山 1-3 FC岐阜]の試合を終えて(戦術分析編)

はじめに

富山県の富山県総合運動公園競技場で行われたFC岐阜とカターレ富山の一戦は、富山に先制を許したものの、その後3点を奪い、3-1で逆転勝利を収めた。新型コロナウイルス陽性者が複数名確認された影響で、前節延期となった岐阜は2週間ぶりのリーグ戦を見事な逆転勝利で飾った。アウェイでの白星は昨年9月4日のY.S.C.C.横浜戦(○3-0)以来試合数にすると、9試合ぶりとなった。アスルクラロ沼津戦から前線のメンバーを中心に変更を余儀なくされる苦しい状況だったが、見事「チーム力」で乗り切った。この勝利の持つ意味は、アウェイでの白星ということに加え、これまで控えだった選手の活躍で、スタメン争いがより激化し、チームとしての成熟度を増すきっかけの一つとなる。あとは岐阜に必要なのは、「連勝」。次節はホームで強敵・松本山雅FCを迎え撃つが、ここで連勝を収めることができれば、一気にギアを上げることができるだろう。

スターティングメンバーについて

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