見出し画像

自己啓発ってどうなの?

新R25の記事を見た感想

今回はこのはてブから飛んで見た記事の感想です。なので、適当に書くだけなのでご了承下さい。今回も偏った意見かと思いまーすw

https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Fr25.jp%2Farticle%2F811504293127466374&utm_campaign=bookmark_share&utm_content=r25.jp&utm_medium=social&utm_source=twitter&utm_term=%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC%20%E3%81%82%E3%81%A8%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80

記事ではマコなり社長というプログラミングスクールを経営されている方の失敗談のインタビューでした。私自身はこの方の名前というか愛称を聞いたことがあるくらいでしたが、世に失敗談を公開して頂くこと自体はとても良いことだと思います。

形から入っている?

インタビュー記事を見た感想ですが、見た限りでは著名人の自己啓発を受けて形から入り過ぎている気がしました。以下、記事のマコなり社長のコメントを引用します。

ジョブズの家の隣に住んでいたおじいちゃんの話なんですけど…
あるとき、ジョブズがそのおじいちゃんの家に遊びに行くと、そのおじいちゃんは庭にある石をたくさん集めて、モーターで動く機械のなかに入れたんです。その機械のスイッチを入れると、石と石がぶつかり合って、けたたましい音がすると。

そして、その機械からぶつかり合った石を取り出すと、見たこともないほどピカピカになっていて、ジョブズはドヤ顔で「よいサービスをつくるプロセスっていうのはこれなんだ」って言うんですよ。

つまりこの話は、「真に素晴らしいプロダクトをつくりたいつくりたいのであれば、優れた才能を持った人たちがぶつかり合って、お互いの身を削りあって、初めてよいプロダクトが生まれるんだ」っていう比喩だったんです。

だから、起業してからは、お互いの魂を削りあうことで初めて本当にいいプロダクトをつくることができるんだと信じて、メンバーに言いたいことをドワーって言いまくっていたんですよ。

…そしたら、社員のひとりがメンタルを病みました。

この「お互いの魂を削りあうことで初めて本当にいいプロダクトをつくることができる」というのは目的としては素晴らしいプロダクトを作り出すことですよね?(そう言ってるじゃんw)
でも、結果としてはこの後、社員の精神的負担が凄まじく且つ経営されていた会社もかなり不調になったそうです。
私は勿論、当事者ではないので推論になるのですが、これってどこかで身を削り合うことが目的になってしまったんじゃないのかなーと思いました。本当に素晴らしいプロダクトを作り出すことが目的なら荒れることはあるにせよ、一定の理解は得られると私は考えています。

後、クリエイター気質で自分のこだわりが超強く周りとの協調性を取るのが苦手なタイプはこのやり方は絶対にやめた方が良いと思いますね。一個人であれば、好きにすれば良いと思うのですが経営者となるとパワハラになる傾向が強過ぎてまともに運営できないリスクがあるからです。ボス的な人がアイデアをまとめ、調和できるなら良いですけど、経営者もある種戦ってしまっているので収束する気配がないように思えます。
(私は経営者ではないけど、そう思います。スティーブ・ジョブズや宮崎駿みたいな物凄くカリスマ性のある方などであればまた別かもしれませんが、あそこまで極振りできる人は逆に中々いないでしょう)

少し脱線しましたが、自分も周りも損をするってメチャクチャ損してるってことですし、実際メンタルに著しい不調が現れるレベルだとマジで不幸しかないですよね。

形から入る行動自体は悪いと思いませんが、目的を忘れてしまうとこのように暴走してしまったり、有耶無耶になって何も生み出されないことになりそうです。

自己啓発って必要なの?

本題、遅スギィ!!って感じで申し訳ないですが、本題です。
実は、この記事書いてる途中で思い浮かんだことなんですけど、そもそも自己啓発って必要なのかな?と思いました。
(最初考えていたタイトルは「形から入ること」でした)

そもそも、自己啓発とはなんぞや?ということで Wikipedia 先生に聞いてみます。

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す

ふむ、こう書かれると自己啓発自体はこの資本主義の競争社会では必要そうですね...もっと楽な社会が出来て欲しいですけどw

なので、たぶん私が今回疑問視したことって他人のサクセスストーリーを鵜呑みにすることなのかな?と思いました。

他人のサクセスストーリーを鵜呑みにする危険性

前節でもスティーブ・ジョブズのストーリーを模倣(参考に)して大失敗していますよね。
このやり方ってスティーブ・ジョブズだから出来たことで彼ではない人がそれを真似してもうまくいかないことの方が多いと思うんですよね。
彼のカリスマ性も多分にあると思いますが、それよりも彼の本来の思考や気質・経験などの土台があってこそであって、その外側だけ真似ても綻びが生じて上手くいく方が珍しいとさえ言えると思います。

他人のサクセスストーリーはせいぜい「ふーん、こういうやり方もあるんだなー」くらいに普通の人は考えてた方がベターでしょう。

というよりもまずは自分の性格や思考を分析した上で自分に合ったやり方で「自己啓発」していく方が効率的だと思いますよ。

......という感じで特に何も成功していない私の意見なんて「変な人が変なこと言ってるなー」くらいに考えておいた方が良いかもしれませんっていうオチで終わりにしたいなと思いますw

蛇足

会社作って人集めて何か作り出そう!って普通に考えてエネルギーが凄いですよね。一方でサラリーマンって基本的には報酬ありきで生活のために働いているみたいなところもあるので、この辺りのギャップで苦戦している経営者の方って多そうだなという気がしました。
(サラリーマンは何も悪くないですけどw)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?