藪塚通信

群馬県太田市藪塚町。坂口安吾の「桐生通信」を真似て「藪塚通信」

藪塚通信

群馬県太田市藪塚町。坂口安吾の「桐生通信」を真似て「藪塚通信」

最近の記事

デスクワークが続く時は青竹踏み

青竹踏みを踏んでます。踏まないと生きられません。 ここ数日、デスクワークが立て込んでいます。青竹踏みが無かったら超えられない山を登っています。生きる。 そもそも私が青竹踏みを自分で作るに至ったのは「デスクワークと運動不足で死ぬかもしれない」と本気で思ったからです。 デスクワークでエコノミー症候群とか本気で困ります。 もう無理、集中力が切れたけど仕事を終わらせないと明日が来ない、と思った時に青竹を踏むと頭が冴えて最後のひと頑張りがききます。 誰も助けてくれない自営業には、

    • どうして「藪塚通信」なのかの話

      「藪塚通信」でインスタグラムをやっています。足掛け7年目です。 https://www.instagram.com/yabuduka_tushin?igsh=N2syeGVnOG5nZW9q&utm_source=qr どうして「藪塚通信」を名乗っているのかについて語ります。 私が7年前から群馬県太田市藪塚町に住んでいるからです。そして、文豪坂口安吾が隣市の桐生市に住んでいた頃に書いた「桐生通信」を真似しているからです。以上。 インスタのプロフィールに書いてある通りで

      • うまい文章は書かない

        10代から20代にかけて、とくに明治大正の文豪小説のオタクだったころ、「うまい文章」を書くことにはまっていました。 難しい漢字、美麗な形容詞を連ね、珠のように削って磨いた文章を並べて「私は美しい文章が書ける」と悦に入っていました。振り返ればいわゆる厨二病です。恥ずかしいです。 本当にうまかったのか、と振り返れば、華美な重ね着でしかありませんでした。 美辞麗句が滑っているだけの、中身のない文章になっていたことにも気づかず、魂が入っていなかったように思います。 文章が崩れても下

        • ぐんま観光県民ライターになりました

          令和6年1月、ぐんま観光県民ライター(通称「ぐん記者」)になりました。1月13日に群馬県庁で任命式と研修会があり、情報解禁されました。 ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)が決定しました(観光魅力創出課) - 報道提供資料 - 群馬県ホームページ(観光魅力創出課) (pref.gunma.jp) 群馬の隠れた魅力を発信 ぐんま観光県民ライターに28人採用 (msn.com) 昨年11月に募集が告知され、なんと165名の応募があったそうです。応募者のレベルが高く、15-20

        デスクワークが続く時は青竹踏み

          輪島キリモトさんの思い出②

          群馬県太田市藪塚町の「藪塚通信」です。 令和6年1月1日に発生した能登半島地震で被災された「輪島キリモト」さんの20年超のヘビーユーザーでございます。 輪島キリモト Official WEB Shop (kirimoto.theshop.jp) 私にできる被災地の復興支援として、輪島キリモトさんの思い出を書くことにしました。 私が茶道のお稽古で輪島塗に憧れ、輪島キリモトのうつわに出会い、沼にはまった経緯は「輪島キリモトさんの思い出①」でご覧ください。 輪島キリモトさんの

          輪島キリモトさんの思い出②

          輪島キリモトさんの思い出①

          輪島市で被災された輪島キリモトさんのオンラインショップが再開しています。kirimoto.theshop.jp 藪塚通信は、輪島キリモトさんの20年超えのヘビーユーザーでございます。 1.輪島塗との出会い 私は前橋市で江戸千家のお稽古に通っていたことがあります。 いとへん最高潮の頃、粋を極めた前橋市の茶人が目利きと財力で集めた素晴らしい茶道具を拝見しました。そこにあったんです・・・輪島塗が。惚れました。 2.お誂えの細道へ 使いやすくて美しい茶道具で目をこやしてしま

          輪島キリモトさんの思い出①

          【応援してます】輪島キリモトさんのこと

          令和6年1月1日 能登半島にて発生した地震。輪島市で被害と知り、私がまっさきに思い出したのは、輪島キリモトさんのことです。 私は、輪島キリモトの20年超えのベビーユーザーです。お直しをしながら20年以上愛用してきたガチ勢です。うるしの専門家ではなく、一般のお客さんです。ガチな一般客という不思議な日本語ですが、お店の什器で使っていたとか、贈答品でもらったとか家族から譲られたとかではなく、長年かけて身銭を切って頑張ってコツコツ購入してきた一般人というようにご理解ください。 「

          【応援してます】輪島キリモトさんのこと