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ADL〜日常生活動作〜について考えてみる

以前、少人数で話をしましたADLについてのスライドになります。
少し文章を付け加えながら説明しますね!

今回のテーマとしては、「ADL」
あまりにも普段のことですし、それをどのように捉えていくかをお伝えします。



現在のADLの考え方を説明する

私はいろいろと作業療法士として経験はさせてもらいました。
その経験が少しでもお役にたれれば幸いです。

私のADLの大前提の考え方

大前提は、家での生活ですよね。
訪問リハビリをした際に思ったのですが、「リハビリスタッフが行った時だけの行える」っていうことはやっぱり意味がないなって思いました。
訪問リハビリでADLを行ったことがありますが、
大事なのは「きちんと続けられて安全に行えるか?」だと思っています。

こんな経験ないですか?
病院で装具を練習をしたんだけど、家では結局使わない。
まず家の中では装具は履かないです。
だけど、病院では私は行っていました。結局何が必要なんだろうと改めて感じた次第です。


方法を押し付けないこと、そしてここの生活レベルで考えること。
リハビリの先生というより、訪問リハの時は「伴奏者」と考えた方がいい感じでした!

最近症例エピソード

上記は、メールの文章や内容をお伝えしました。
私からお伝えしているのは、「味方です。大丈夫です。支えになります」というスタンス。
それが奥様に伝わった時にとても安心した表情をいただきました。

誰が困っているかを明確にして、それぞれの立場でどのように支えていくかを考えていくことが大切だなって思っています。


ADL訓練の考え方

病院時代のエピソード


病院時代に実際にあったADLエピソードをアップしますね。

ADL訓練の考え方

この時から大切に思ってたことは、「現状何が一番必要か?」を考えて、最後は一つの目標をスタッフ間で共有しておりました。

大事な要素としては、まずは自分が動けるような身体が必要と思います。
その上で、その人らしいADLができて、そこから「その人らしさ」のサポートができればって思っています。



ADL訓練の体験

ADL訓練のベースの考え

体験型でもし時間がある時に体験してみてください。

洗濯はさみを輪ゴムで繋ぎ、こうやって固定してくとジッパーが上げやすいらしいです。
このようなアイディアも素晴らしいっすよ。

片手でジッパーを上げる
〜洗濯バサミクリップを使った方法〜

2kaku-me 

服が着やすくなるアイディア

OHK

道具の使い方を考えることって、作業療法の一つですよね。
さまざまなアイディアを考えていくこと。そしてそれを知っておくことはとても活躍の幅が広がる気がします。

スライドから何かちょっとでもヒントになると嬉しいです。
最後まで見てもらってありがとうございます!

またちょこちょこと書いていきます!

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