抜毛症#14(相談相手と自分での工夫)ASPJ調査結果
この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。
このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。
◆当事者調査チームの感想
・SNSで相談したことがある人が結構多いのは、やはり世代が関係しているのかもしれないと思いました。匿名相談と、誰にも相談したことがないというのはなんというか、リアルでのコミュニケーションに無意識に問題を感じているからなのかな、とか。抱え込んでるな...っていう印象でした。
・相談相手のうち、母親が父親よりも圧倒的に多いのは、回答者(当事者)が女性のほうが多かったからかもしれないと思いました。
・Q48について「あまり取り組んでいない」を含め、なにかしら抜毛を減らそうと工夫している人は全体の9割近くに及び、当事者の苦労が見受けられます。
◆参考
髪がなくなる症状について
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