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【発達障害】長年の「休めない問題」が1冊の本で解決しました

5年前からずっと、ウンザリするほどに周りから言われ続けてきた言葉があります。

それは 「休め」 です。

今回はいつも何時間も休まずにぶっ通しで作業をしていた私が、たった1冊 (と言うか実質その中のたった1章分) を読んだだけで、自分で休憩を取れるようになった話をします。


私の「休めない」のタイプ

どうも。
日本一もあと一歩って時に、メンタル理由で好きなことが一切出来なくなってうつ病にもなり6年目、26歳チアキです。

私はASDとADHDも診断済みです。

「休み下手」は発達障害の方に多いようですが、私もです。 

休むの、めっっちゃ下手なんですよ。

休めない言い訳をすると、

・疲れたことに気付かないし、
・休み方も分からないし、
今やってることを辞めたくない

この3つです。


対策は全て打ったのに

とはいえ、これでも私はすでに、先ほどの3つ全部に対策を打ってます。

●疲れたことに気付かない
→薬飲んで疲れに気付くようになった

●休み方が分からない
→「超」健康に良い行動を調べてリスト化することで休み方に迷わなくなった

● 今やってることを辞めたくない
→無理矢理辞めるのではなく、最後に自分の成果を確認することで切り替えを促すことに成功

(実際どれもそこそこ効いたのでいつかまとめ記事書きます)

で、これだけ対策してた私ですが、
なんとそれでも上手く休めなかったんです。

病院でも相談しましたがイマイチ成果は出ず、最近までずっと悩んでいました。


本との出会い

対策を打ちまくってもなかなか良くならなかった「休めない」問題ですが、

全然違う目的で手に取った、鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」という本によって唐突に解決に近づきました。

(※年取るのが怖すぎて買いました。話が逸れるので今回は詳しい内容は割愛します)

鍛えた後に休むことで成長する

この本によると、スポーツ界での格言に、

「ハードに訓練せよ。
しかし、それ以上にハードに休憩せよ」

という言葉があるそうです。

有名な話ですが、
筋肉はトレーニングで傷つけたあと、
休憩と栄養補給が必須です。

同じように、若返りにも精神の回復にも、
「鍛える」ことと「休息」が必要であり、

鍛える(苦痛を与える)だけでは成長や若返りはなく、必ず両方をセットでやると言う点がポイントになります。

これはつまりですよ、
勉強をしても、運動をしても、

その後に休憩しなければ、
成果がゼロになるんです(!)

よく考えたらそりゃそうなんですが、
この話に私は衝撃を受けました。

休まないと全部パァなのか!!」と。


私にとって休憩は苦行だった

実は、本の中で1番響いたのは、
「ハードに休憩せよ」
という所です。

私にとって、「夢中になっていた作業を中断して休憩をとる」という行為は実はかなり苦痛だったんです。

でも、一般的な休憩のイメージを考えると分かりますが、逆ですよね。

「休憩はずるい、怠けだ」
「休憩はラクをする行為だ」

こんな感じに「(私が想像する) 世間」と「私の休憩のイメージ」は真逆でした。

自分は苦行をこなしているのに、
周りにはそれを怠けとみなされる

そんな気がしてしまっていたのです。
そりゃ休憩も嫌になるってもんです。

(怠けとか言われたわけではないですし、多分適度の休憩に対しては誰も文句言わないと思いますが、私はそう思い込んでたっぽいです)


プロほどハードに休む

この本に出てきたトップバイオリニストたちは、だいたい90分作業して30分休む (散歩、瞑想、昼寝など) を繰り返していました。

で、平均で週25時間休憩だったんですよ。
つまり1日あたり約3.5時間の休憩!

トッププロがですよ。
大学の休み時間とかと比べても長いですし、ここまで言われたら、同じやり方を取り入れても良いのかな、と思えてきました。

でもポイントは、彼らは
「どう休むか?」
「今回は上手く休めたか?」

という点をしっかり考えていた、つまりハードに休憩していたところです。

一流は休み方も一流だったわけです。


正しい休憩の取り方

本書では、なんと親切なことに、正しい休憩の取り方も解説されています。それは、

①休憩の目的を明確にする

②目的の達成に必要な休憩法を決める

③必ず決めた通りに休む

この3つを守ることです。

一般的にイメージされる休憩とは違って、
けっこうルーティン的で厳格ですね。
まさにハードです。

(今回はこの3つのルールは実践していません)


休憩が上手くなりたい!

・休憩がないと成長はない
・プロほど考えて休んでいる
正しい休憩とは結構ハードである

このように、具体的な事例も見つつ、休憩の偉大さを学んでいく中で、次第に

「自分もハードな休憩を習得したい!」

と、思うようになってきました。

なんとたった1冊の本の、
それも最初の1章を読んだだけで、です。

これだけでも超ビックリな変化ですが、この後さらにビックリなことが起こります。


本当に休憩できた

本を読むことで「ハードな休憩」に憧れを抱き始めた私は、その翌日にさっそく休憩に成功します。

90分間の作業を行った後、
30分のタイマーをかけ
自分の持ちうる健康知識を総動員して、
ありとあらゆる健康法をこなしたのです。

・ストレッチ
・眼精疲労を取るためのホットパック
・頭のセルフマッサージ
・パワーブリージング(呼吸法)
・最後に寝落ち(笑)

30分後に目を覚ました時は、なかなかに爽快でした。

その時は疲れが取れたかはよく分かりませんでしたが、

「ハードな休憩に成功した!」
という謎の達成感がとても嬉しかったことを覚えています。


2週間の継続にも成功

1発目の「ハードな休憩」に成功してから2週間が経ちますが、

あれからと言うもの、私は毎日必ず休憩を取っています

30分ハードに休憩することもあれば、
なんとなく思い立って5分くらいラジオ体操してみたりすることもあります。

「毎日が休憩ゼロ」という体たらくだった過去の私と比べれば、大きな進歩です

だけど、変わったことは1つだけ。
それは、休憩に対する正しい認識を手に入れたことです。

・休憩がないと成長はない
・プロほど考えて休んでいる
・正しい休憩とは結構ハードである

2週間前に1回だけ本を読んで
その場で上の3つに納得しただけです。

それ以降は意識は変わりましたが、他の努力は特に何もしていません

ある意味、本によって努力したくなった感覚はあるので努力してると言えばしていますが、なかなか大きな成果ではないでしょうか。


まとめ

さて、今回は鈴木祐さんの著書「不老長寿メソッド」を読んで、私に起こった変化をお話ししました。

・休憩がないと成長はない
・プロほど考えて休んでいる
・正しい休憩とは結構ハードである

この3つを知ったことで、
今まで「休憩は苦行だ!」などと言って1分たりとも休めていなかった私は、

成長のために苦行をやるぞ!」という謎な方向ではありますが、毎日休憩を取れるようになりました。

今後どうなるかは分かりませんが、少なくとも2週間は続きましたし、発見も多かったので総じて満足しています。


参考文献

さて、今回私が影響を受けたのは、鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」です。

今回私が影響を受けてご紹介したのはなんと1章の部分だけなのですが、他の章にもたくさん情報が載っている素晴らしい本です。

休憩が出来ない方も、若返りたい方も、
ぜひ一度手に取ってみて下さい。


最後宣伝みたいになっちゃいましたが、読んでいただきありがとうございました。

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