あたらしい朝が来た


ラジオ体操の歌の冒頭部分。

ハキハキとした歌い声がラジオから流れて、小学生のころにも、体操しながら、いかにも健康的で元気な歌だなあと思っていた。
でも、こんな体操意味あるのだろうかとも思っていた。なぜならば。

体操しなくても身体は柔らかくほぐれていて、凝っているところや、動きづらいところが皆無だったからだ。
今、ラジオ体操しっかりやると、どの動きのときにもアイタタタ。
自分の身体が硬くなっていることを感じる。いやはや。侮れずラジオ体操。

こどもの頃、ラジオ体操は参加する派。
長期やすみに朝寝坊せず過ごすための工夫なのだろうけど、行くたびにスタンプもらえて、集めるのが楽しみだった。大人になったら、自分がこどもたちのカードにスタンプ押してあげたいと思っていたことを思い出す。
全回分集まると参加賞をもらえるのも嬉しかった。

娘のおかげでラジオ体操を近所で開催する側になったときは、残念ながらスタンプカードは無かったが、最終日、全員に参加賞として、えんぴつと某ハンバーガーショップのポテトSの引き換え券を配った。
小さなギフトに嬉しそうなこどもたちの笑顔を見れたのも三文の得のうちのひとつ。


希望の朝。
じゃないときもあるかもしれない。
ただただ眠い朝、疲れた朝、悲しみが癒えない朝。


それでも、いつでも朝はあたらしい。

本気のラジオ体操はきつい。






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