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考えたこと

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人間とはなんぞや。他人は自分をおとしめるだけの恐怖の対象。僕もまたひきがえるのように、大きな岩を迂回しよう。地獄の馬。
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2015年1月の記事一覧

時間の概念について

現代社会は、高度に計算され、極度に効率化された、システム社会だ。

科学技術の進歩は、あらゆる不便さを排除し、無駄をなくし、さらにその発達のスピードは、無限に加速していくだろう。

人のこころを置き去りにして。

そのとき、僕らは、どのようにして、この現代社会をサバイブしていけばいいのか、どのようにして、残りの人生を、楽しく健やかに、消費していけばいいのか。

ひとつは、お金。

せっかく便利にな

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戦うことを放棄するということ

戦うことを放棄するということ

例えば、クラスで、職場で、妙につっかかってくるやつがいるとする。

合わないな、とお互いが感じ合い、口を開けば何かあらを探して、攻撃して、こちらが嫌だと感じていることを、遠回しにわざとやる。

そういうのは、寂しい人生だ。

張り合っても勝ち目はない。そいつの目的は挑発で、こっちがカッとなって言い返すのを待っているのだ。怒りに任せたら、相手の思うツボ。

そういうとき、僕は戦いを放棄して、距離をと

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佐伯祐三という画家

佐伯祐三という画家

僕は佐伯祐三という画家が好きです。

20世紀初頭、パリで活躍した日本人で、立てる自画像という絵で、彼は自分の顔を塗りつぶしました。

当時、画家としての自分を見失い、進むべき道を、迷っていたからです。

僕も、非常にショッキングな出来事があり、つい最近まで、人生に迷っていました。

このタイミングで、ふと、佐伯祐三について、思い出す機会があり、昔、自分が大学の時に書いた論文を、読み返してみよう、

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学校の勉強と、社会の勉強

学校の勉強と、社会の勉強

勉強について、考えてみたい。

学校の勉強は、テストにおける高得点をとるための、勉強だ。それを教師は教える。

歴史を教える、数学を教える、英語を教える。

出題範囲を教える。塾や予備校は、解き方や方法論について、もっと深く切り込んで教える。

カンニングは悪で、罰則を受ける。自分の力で解くことが善とされる。

ところが、社会の勉強は違う。

建前は禁止になっているが、実際はカンニングが横行する、

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泥なんて、なんだい!

泥なんて、なんだい!

34歳になって、日増しに体力や集中力、持続力が、なくなっていく。

と、思い込んでいた。

だがそれは違う。

楽しくないことをやっているから、続かないのだ。

いやいや取り組んでいるから、疲れやすいのだ、と、最近思う。

楽しいことなら、無限に続けられる。

朝も昼も夜も、時間を忘れて熱中してしまう。

ゲームも漫画も小説も楽器も、ブログだってそうだ。もっといえば仕事

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自分のこころ

自分のこころ

自分の心に従うということは、自分を好きになるということ。
自分の心と違うことをするということは、自分を嫌いになるということ。
後者は、他人に、自分もされてきたいやなことを強制させようとする。
学校で、職場で。
それが正義だと信じているからタチが悪い。
俺も苦しんだ、なんでお前はそんなにヘラヘラできているんだ、許せん。
というのが、彼らの闇の正体だ。

悪意の押し付けは、マジョリティーになるほど

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6月24日

6月24日

6月24日は、僕の誕生日である。

そのせいか、やたらと24という数字に縁がある。

さっきなにげなく読んだ漫画にも、同一日付のシーンが。

僕は生まれてきたとき、仮死状態だったらしい。母子手帳に書いてあった。

そのせいか、人とうまくしゃべれないときがある。

挙動不振になって、目が泳いでしまう。

弟は昔吃音持ちだった。

親はアル中で暴言を吐く。

料理しない母親。

家庭ってなんだ?僕はず

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俺の人生論

俺の人生論

弟、母親、包丁、殺す、殺せるものなら、シャワー、すべてのはじまり、落下する人間、壁の木目、家からの脱出、優秀な人材、期待?利用、自分で決めること、行動すること、家族への依存、他人への依存、歪んだ精神、所詮この世は洗脳されるかするか、自由への意志、金、会社、仕事、自分、こころの領域、目減りしていく資本とたましいのリンク、たのしむということ、おちこむということ、ぜつぼうするということ、それらすべてのじ

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最近また考えた

少ない脳でまた考えた。

僕に足りなかったものは、自己肯定感。

自分はどこまでいっても、圧倒的に自分であり、嫌いになるのも、好きになるのも、自分。

環境や人間関係のせいにするのも、自分。

僕はまず、この大前提がないと、何事も、とことん、うまくいかないらしい。

1人になって、今はすごくナチュラルだ。

すきなときに、すきなことをし、(もちろん出勤時間は守るけど)すきなときに起きる。

なんて

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謝りたいこと

息子の父親参観に行ってやれなかったこと。

その日、なぜか会社のバレーに行ってしまったこと。

帰ってきたら息子が母親に、パパいなかったけど、泣かなかったよ
と言っていたこと。

それを後から聞いた自分。

どうしたいのか、なにがしたいのか、罪悪感と申し訳なさと自己嫌悪が頭の中でぐちゃぐちゃになり、もうだめだ、と思った。

いま思い出しても、泣けてくる。

ごめん、息子。

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最近思うこと

職場でも学校でもそうなんですけど、特に理由なくつっかかってくる人って必ずいる。

なにかといちゃもんをつけたり、反対意見をゆったり、陰口を叩いたり、味方をこちらにつけさせないよう、裏工作したり。

何が目的かわからない。ただ単に気に入らないのか、波長が合わないのか、同族嫌悪なのか、嫉妬なのか。

多分全部そうなのだろう。

そして、全部違うんだろう。

ただ言えることは、ほんの少しのすれ違いは、ほ

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