最近思うこと

職場でも学校でもそうなんですけど、特に理由なくつっかかってくる人って必ずいる。

なにかといちゃもんをつけたり、反対意見をゆったり、陰口を叩いたり、味方をこちらにつけさせないよう、裏工作したり。

何が目的かわからない。ただ単に気に入らないのか、波長が合わないのか、同族嫌悪なのか、嫉妬なのか。

多分全部そうなのだろう。

そして、全部違うんだろう。

ただ言えることは、ほんの少しのすれ違いは、ほんの簡単な言葉や接し方で、あっさり解決してしまうものなのだということ。

しかし、学校ならそれで済むのかもしれないが、社会人は違う。

同僚だった場合、出世をさせまいと、蹴落としにかかってくるやつがいるからたちが悪い。

そいつらはなにか弱点を探して、それを理由に一気にたたき落としてやろうと常日頃から考えている。

だから、僕みたいにぼーっとしてる人は敵わない。

たとえば、上司に告げ口する。ありもしないうわさや、行動、上司への反逆の意思。

そいつらは徐々にターゲットを追い詰めていく。やりかたがヤクザと一緒でえげつないから、防ぎようがない。

同じ職場で働く仲間というのは名目だ。

みんな腹の探り合いして、出世の椅子を狙っている。

僕はそれに疲れた。

戦うことに疲れて、家族といるのも疲れて、いま、ここにいる。

無職になろうか、離婚しようか、考えがまとまらない。

すぐに頭の中が散っていくほど、当時の上司に追い詰められていた。

被害妄想やありもしない悪口が頭から離れない。常にだれかが陰口を言っている。

逃げ場所がない。

それで心療内科に行った。

そこで日本の医療制度の現実を知った。

薬を出して、点数を稼ぐのが病院の生きる方法。

カウンセリングやちまちました認知行動療法に患者一人一人を割く時間などないということだ。

少なくとも僕の住んでいた地域ではそうだった。

違う地域に引っ越しても、結局は人間関係に苦しんだ。

同じようにちょっかいを出してくる同僚、恐怖の対象でしかない上司。

部下の尻拭いは毎回僕の仕事だ。

もう貧乏くじはたくさんだ。

そう思っていた。仕事のモチベーションは最低だ。

しかし、時が経つにつれ、少しずつ、対処の方法がわかってきた。

目の前のことを、ひとつひとつクリアしていくこと、誰かに相談すること、悩んでいることを打ち明けること。

そんなほんの一歩でいいのだ。

飾らない本音が、他人の理解を生む。味方は必ずいる。

憎しみやマイナスの感情は、何も生み出さない。

少しずつ仲間ができて、手伝ってくれたり、相談に乗ってくれる人ができた。
前の自分には考えられなかったことだ。

そして、こんなにまともな文章が書けるようになったことも。

(ちょっと前まではひどかった)

大切なことは、前に進むこと、やめるのも、続けるのも自分。限界を決めるのも自分。

仕事が好きになれるよう、なんとか、前向きに、取り組んでいきたい。

プライベートも、少しずつだけど、充実してきた。

少しずつ、あゆみを進めていこう。