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【asparagusのシンプル部活動 No.6 】子どもたちの振り返りを作るのは試合動画

僕は、今まで未経験の部活動の顧問をしてきた。
今もやったことのないバレーボール部の顧問として仕事をしている。
たくさんの失敗を繰り返してきたけど、それなりに経験も積んできた。

さて、そんな僕は、自分で「シンプル部活動」と銘打って、部活動の目的をたった1つに絞っている。

それは、

「努力するプロセスを体験させること」

これだけ。この目的達成のために、僕は部活動をしている。

前回のテーマは、「平日練習で目標達成へ向けてのプロセスを作る」
詳しくは、以下のリンク先へ。

平日練習は、週末の練習試合の自分のプレーを振り返った結果、課題を見つけ、その克服のための練習にあてる。
そうすることで目標達成へのプロセスをより明確化させていくのだ。

今日は、「プレーの振り返り」について素人顧問がどのようにしているか、具体的な方法を伝えますね。

ただ、これは本当にシンプル。

週末の練習試合を動画で必ず記録しておく。
そして、子どもたちが動画をいつでも自分で見られる環境を用意しておく。

これだけ。
素人顧問の僕にとって、ビデオカメラ(orタブレット)は必須アイテム。
週末の試合動画は必ず録画し記録している。

そして一番大事なのが、

子どもたちがいつでも見返せる環境を整えておくこと。

子どもたち自ら振り返りをしたいと思えるような環境を常に整えておくことが重要だ。

昔はDVDに録画したりして、子どもたちに配布したりしていたが、今はネット環境が整っている。

試合動画は、試合を振り返る時にだけ見る。
それ以外の用途には使わない。
絶対に拡散はしない。
SNSなどには絶対にあげない。

という条件で、
バレーボール部しか見ることが出来ないgoogleクラスルーム上に動画データをあげている。

毎週末の試合が終わるたびに、

「先生、また動画よろしくお願いします」

と、子どもたちは振り返りの習慣がついている。
動画は何回も見返すことができる。

自分でイメージしていた動きと、
実際の動きのギャップを知るには
自分で自分自身の動きを客観的に見ること

が一番効果的だ。

この方法を始めてから、子どもたちに指示をすることが本当に少なくなった。子どもたちはチームで掲げた目標達成のために、どんどんと自分たち
で振り返り、具体的な練習を通して改善していこうという姿勢を作ってくれるようになった。

今日のテーマは、子どもたちの振り返りをどうつくっていくか。

ポイントはシンプルに1つだけ。

 ① 練習試合を録画し、子どもたちがいつでも見れる環境を整えること。

このシンプルなポイントを継続していくことで、自然と子どもたちは振り返りの習慣がつく。

そうするとこで、

チームも個人も、効率よく振り返りを行い、より具体的で実践的な練習を積み重ねることができるのである

さぁ、しっかりと自分自身の振り返りが出来るように、明日からも部活動がんばろうかな。部活動をしているといつも思う。子どもたちは努力の天才だ。本当に工夫しながら、練習に取り組んでくれている。





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