死にたる人のほおぶりなどえせぬをば 今昔 二九 一八

2023-11-08 11:00:24(記録時間)

死にたる人のほおぶりなどえせぬをば 今昔 二九 一八


生命が過ぎ去ってしまったその肉体を放置して

野にほうけていることは

枯木と同じく

朽ち果てるまで待つ


それから

骨をひらいまして

そして

埋める

石っこを一つ置いて帰って来るくらい


平安の時は

戦争で死人は

敵も味方もなく


埋葬し

弔いのために

杉の木など植えている


大きな桜の木なども

血肉を吸ったがゆえに

大樹なんだと

言っている方もある次第


そうですよ

だって物質だからそもそも

人って

汚いとか

キライとか

そんなのは

感情や気分であるだけで

自分の肉体も同じだけども

それをなぜ

知らないふりをして平然としているか


否認だから

嫌だから

その人は

好きでもないです


ただそうなりたくない

永遠に肉体を保持して生き残る事を希望し切願して

本とうにそう願うからこそ


あーーあのようなみたくない姿は嫌だと

転移

陰陽でいうなら陰の転移です

リフレクション

それは心理の問題でさ

認知と関係するけども

概念の固定化が既にあるので

そこでですね


その方は

頭脳神経細胞の固定しているカルト情報があるので

そう反応があるのです


もしも

認知機能の機能が不調で不全を抱えているなら

そのまんま認知形成する情報を確認できない状態なので

反応は無いですし

または

別の反応でとりたてて死体を一緒にいても

何も感じる事も無いのです

という方もあるのです




事例ではは


一か月一緒に親族の死体とあった方は

認知機能の不全を一部抱えている状態を

長年保持して生きて来た方だったのでね

それは合理ですよ


善い

とか悪いでは審判できないので


そもそも人の実情など無数で定型化できませんからね



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南山堂青海南海院


愉快気安楽洞庵

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