カラーボールであそぼう!⑥布と組み合わせる

保育園の1~2歳児クラスで遊べるカーラーボールあそびをご紹介しています。今回はカラーボールと布を組み合わせるあそびを紹介します。

「布の上にボールを転がす」

お部屋の柱から積み上げたソフトブロックに斜めに布を貼ります。
そこにカラーボールを転がします。高い所から低いところへボールが
転がる様子を子ども達はじーと見つめます。下まで転がってきたことを確認
すると無言でまたボールを転がします。ボールを転がす職人さんですか?
と問いたくなるくらい何度もボールを転がしていました。
上から下にボールが転がる、自分が働きかけた事に対して必ず同じ結末になる、そのことに子ども達は興味津々なのです。そして同じことの繰り返しに安心感と達成感を感じています。なので何度も同じ事を繰り返すのです。

転がす際の力加減、投げる方向によってボールは様々な軌道とスピードで落ちてきます。真っすぐ落ちてきたり、弧を描いたり。その変化は可塑性の高い布だからこその変化です。

「布の下から見てみると…」

柱から積み上げたソフトブロックに布を渡したのは、子ども達が布の下に入れる高さを出すためでした。
下に入って上を見上げると、ボールが転がる軌道が見えます。自分の頭上を流れ星のようにボールが転がっていきます。その様子をじーっと見つめる子、キャッキャと喜んで流れていくボールをつかまえようとする子がいました。ジャンプしてボールに手が届くとボールが思わぬ方向に転がっていきます。それが楽しいようで気が付けば布の下に入っている子はみんなジャンプをしてボールをつっついていました。

「ポップコーンのようにボールを飛ばす」

ボールを転がした布の端を大人二人で持ちます。高さは大人の胸の辺り。布をピンと張らず少したるませて持ちます。そこに子どもたちがカラーボールを玉入れのように投げ入れます。20個ほどのボールがたまったら、「3,2,1!」と掛け声をかけて布を傾けてカラーボールを飛ばします。
布からポップコーンのように飛び出すカラーボールに、子ども達は歓声をあげてボールを追っかけます。
また布を先の状態にし、子ども達にボールを集めてもらいましょう。
「もう1回!」という子ども達の声が止まないあそびです。

お天気が悪くて外あそびができない日におすすめのおもちゃです。

今回は柄のある布でしたが、手芸店に行くとナイロン製で半透明の布が販売されています。(実際にあそんでいる写真があるはずなのに見つかりませんでした。残念)そちらの方が軽くてカラーボールが透けてよく見えるのでおすすめです。

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