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結婚した同期、本当に羨ましい?

筆者は今年で25になる。
この歳に近い人、あるいは過ぎた人はあるあるかも知れないが24あたりで女性は第一次結婚ブームとやらが来る。

インスタで結婚しました!旦那はこんな人!子供が生まれた!子供がこんなに成長してる!と「家庭」という別次元に行ってしまった友人を画面越しで見る人はいるのではないか。
高校までは同じ地点にいてゲラゲラ笑っていた友達が、今や穏やかな母親の顔をしているのではないか。しかもちゃっかり医者など高所得な旦那を捕まえていたりするのではないか。

羨ましい?素直に喜べない?複雑な気持ちになったのでNoteを書いた。

最近ZOOM飲み会をした大学の同期がふと尋ねた。
「結婚した同期が別世界に行ったようだ。自分が何も持っていないと取り残された気分になる。どう思う?」と。彼女は独身、大学院生だ。
そう。独身女性は結婚した友人を見て「ふーん」だけでは済まされない感情がある

結婚とはある種「家庭」と言う立派なトロフィーを若くして手に入れた勝者で、
それを持たざる者はまだ女としてのゴールを果たせていない、、といる古くから残る謎のヒエラルキーがある。

20代半ばに入り、親から結婚の圧力が徐々にかかっていている人も少なくないだろう。私の母も「結婚は考えないの?彼氏は?」と皆こぞって子供が種の保存をすることを考えている。つい最近就職したばかりだが。

親たちは「早く結婚して女としてのゴールを切って欲しい」と言う願望が強い。
就職しないと文句を言う割には「今は仕事を頑張れ、頑張って稼ぐんだ」と娘や孫に言う親は多くはないだろう。

しかし、本当に結婚した女の方が上なのか?
仕事で人よりも稼いで物価の高い都会で立派なマンションを買い、好きな物をたらふく買える方が人としてレベルが高いのではないのか。

私の出した結論は、
そもそも結婚して専業主婦になった女性と仕事をして自分の生活を支える独身女性は同じ次元で比べるものではない。ゴールの方向性が単純に違う。

30くらいになって彼女たちの子供が小学校に上がり、授業参観に行って、お弁当を作り運動会の応援席で声援を送っている未来があるかもしれない。

だが私たちに何もないはずがない。
同じ時期にプレゼンで成果を上げ、昇進し、給料が上がりブランドバッグを買う。
仕事という方向性で着実に前に進んでいるし成長もしているのだ。

だけれど、やっぱり自信を持って独身の方が偉いと声を大にしていうのは複雑な気持ちになる。

大学院に通う彼女には、就職して大卒より良い待遇が待ってる準備期間にいるに過ぎないから何も心配する必要はないと伝えた。


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