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20代女子、目黒〜代官山を散策して治安を探索する

東京に住んで四年、実は目黒に行ったことがない、ふと用事で大崎に行ったので山手線でほど近い目黒駅で降りて散策することにした。中目黒に近い目黒区目黒。きっとおしゃれで洗練された街なのだろうとウキウキして出かけた。

目黒駅を出ると40代前後の人々が多い印象を受けた。若者の街、中目黒と近い割には年齢層が高い。あとはベビーカーを引いた家族など、イメージとは異なり20代のイケてる若者が多い印象は受けられなかった。

駅を出て大通りを歩くと雑多な雰囲気の店が連なる。居酒屋や焼肉屋など気軽に飲むにはちょうど良さそうだ。しかし20代の女が一人で入れる雰囲気では無かった。
目黒という街はわざわざ遠くから来るよりも近くの人に長く愛される街のようだ。駅から下って山手通りの方へ向かう。

目黒川沿いを歩く。緑で覆われ高級住宅街や区民プール、美術館などが連なる。川沿いに綺麗に舗装されたジョギングコースがあり散歩や子連れなど落ち着いた雰囲気の人々が行き交う。どうやら駅から離れても目黒のVIPのような場所らしい。素敵なマンションがあったので値段を調べたら9000万円。なんという高級マンションだ、、人気なためか空きは一切無かった。

治安としては20代の女でも住みやすいか?と思ったが川沿いの道路でニイチャン達がスケボーを15人くらいでワイワイやっていて落ち着いた街を好む私にとっては少し相容れないな、、となってしまった。

中目黒は駅周辺を含め若い人向けの店が多い。焼肉や餃子の居酒屋など夜になると賑やかさを増す。客層や店の雰囲気は渋谷に近い。渋谷をコンパクトにしたようなのが中目黒、という印象を受けた。

中目黒から坂を登り代官山へ。
代官山には大使館も多くお洒落なお店も多い。有名な店だと蔦屋書店がある。大通りに店が連なり、細い道に入った所にポツポツとセンスの良い店が並ぶあたりは表参道そっくりだ。ヴィンテージのバック専門店があり、グッチやCHANEL、セリーヌなど有名ブランドの鞄が10万円以内で買えるという素敵なお店も見つけた。

代官山の店の家具のセンスの高さが好きだ。
カフェには有名家具ブランドのルイスポールセンのライトばかりが設置されている所もある。暗い部屋に温かみのあるライトが映えるのだ。カフェなのに席は座り心地の良さそうなソファタイプで街としてのゆとりを感じる。

家具屋もわりと多いのでインテリア好きの私にとってはとても魅力的。値段は大きめの鏡で2-3万と意外と良心的だった。代官山はもっと理解し難い価格設定の街だと思ってたので少しホッとした。それでも食事は一皿2000円近くと価格設定は銀座に似たものを感じた。

蔦屋書店近くのダイニングでクラフトビールを。

代官山の蔦屋書店は沢山の人で賑わう。本屋として本が売ってあるだけでなく、壁一面に万年筆(3-8万)があったりとお洒落な文具も沢山あるのだ。スタバも併設してあり、2人がけのゆったりしたソファでくつろぎながら本を読む人もいて居心地の良い場所なんだなと和んだ。奥にはテラス席もあるダイニングや北欧雑貨の店などが集合している。緑がとかく多いので犬を散歩させてる人もよく見かけた。

代官山の家賃は本当に高くて、都内でも指折りの高級住宅街として有名だ。その分大使館が置けるほどの治安の良さ、渋谷や恵比寿などに近い利便性、六本木ほどガヤガヤしすぎない立地の良さは安心して住むにはぴったりだ。渋谷みたいにガヤガヤしたところは苦手、だけれどハイセンスな人達が多く集まる街に住みたい!という人にはピッタリの街かもしれない。



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