【負担軽減】保育施設のIT化が進む【不安の声も…】
こんにちは、アスナロです。
現在日本でも話題にあがっている、幼児教育・保育無償化を期にIT企業が保育施設に目を向けている。
理由は人の手で支えてきた現場を、テクノロジーで効率化を図り、情報を蓄積するためだ。
保育の現場は教育やヘルスケアの情報を貯める最初の現場となる事が狙いで、スマート検温や体動センサーなどの導入も検討されている。
これらは、保育士の負担軽減といった目的もあり、こういったサービスが実際に導入されている保育施設では、若年層の保育士の離職率が実際に少ないというデータもある。
実際に導入されている保育施設では、スマート体温計で計測をされたデータを保護者とリアルタイムで共有もできたりする。
私も1児の親として、これは安心出来るサービスだと感じた。
どうしても、保育士に自分の子供を任せっきりになってしまうと、ついつい不安になってしまう。
むしろ、保育士の方が重度な責任を感じてしまう事も多いだろう。
これを解消する方法として、子供の状態をリアルタイムで共有できると言うのは、保護者目線でも、保育士目線でも負担が軽減されるのは間違いないと感じる。
よくよく考えると、自宅でペットを飼っている方は分かると思うのですが。今はスマホで自宅でお留守番をしているペットの状態を確認できるサービスが普及しているのに、子供の状態を共有できるシステムが普及してないのも少し疑問が残る所ではあります。
流石に、映像で好きな時に共有出来るよにしろとは言いませんが、これには色々諸事情もあると思いますからね。
そして、今回話題に上がっていたのがお昼寝中の見守りセンサーである。
保育士にとってはとても画期的なシステムである。何故なら、保育士は子供が突然死を起こさないように5分おきに見回りをする必要があるからである。
これは、保護者への交換ノートを記載している最中でも、お弁当を食べている最中でも、全ての行動を寸断してでも見回りに行かなければならない。
考えただけで、ストレスがかかりそうですよね。
それを踏まえた上でも、保護者からは不安の声が上がっています。
理由としては、見守りセンサーを導入すると保育士の見回りが形骸化し、いざと言う時に対応できないのではないかという意見です。
確かに、そうは思います。しかし、これは小学校や中学、高校も同じですが。こういう意見が多いから、教員や保育士が不足したり、業務過多になっているのだと思います。
かといいつつ、子供が待機児童になった時は、保育士が少ないから日本は預けることが出来ないと不満を募らせる。
何でもかんでも、自分の都合が悪いことに攻撃をしていても何も解決出来ないと私は思います。
むしろ、現状は保育士さんに少しでも寄り添って、子供をストレス無く預けられ、見てもらえる環境を保護者、保育士の間で構築していくことが、今後は求められると感じています。
私は、保育施設のIT化は賛成です。どんどん参入して行きましょうと思います。これで保育士の負担も軽減されながら、保護者も子供の状態をリアルタイムで共有する事が出来れば、よりいっそう安心して預けられると思います。
そして、少子高齢化が進んでいる日本ではもっとこういった子供とそれにまつわる職業にスポットが当てられる事に期待したいです。
【子供は国の宝】です。子供に対して何も出来ない国は衰退するのみです。
それでは、本日はここまでにしたいと思います。
今後も皆様の「何かのキッカケ」になる記事をかければと思いますので、スキやフォロー頂けると励みになります。
それでは、また明日。
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