コミュニケーションの大前提

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飯田 亜沙美です(^^)

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ある、2人目出産後の夫婦のはなし。

妻

『もうしばらく映画館にも行けてない。


下の子は2ヶ月半だし、
上の子は3歳になったばかり。

なかなか小さい2人を預けてっていうのはね…

美容室だって、やっとの思いで調整して、

やっと行けたんだから…！


それに引きかえ、夫は普段は仕事、
休みの日は１人で映画を観に行くし、
趣味のツーリングにも行く。

気楽なもんだよね。』

それを聞いていた夫。

『そんなに言うなら
映画でも買い物でも行ってくればいい。

俺の周りの奴に
普段の俺の生活を話すと

そんなに家事育児やってるの？
奥さんラッキーだね。

ってみんな言う。


映画なんて３ヶ月に一回くらいだし
ツーリングも、毎週は行ってない。

いちいち大袈裟なんだよ。』




あまりの刺々しさに

どちらに共感するわけにもいかず


『うん、うん。
そうなんだねー。。』


と、相づちを打つことしかできず…(TT)


***


後になって、

この夫婦は

ほんとは何を求めてるのかな、

どんな言葉が欲しかったのかな…

と考えていて。



ひとつの仮説に辿り着きました。


もしかすると、

ふたりとも、お互いに


『頑張ってるよね。

ありがとう。』


と、自分を認めてほしいのかも知れないなって。



相手が身勝手に見えても

本人は悪気がないのはもちろん

むしろ一生懸命やってるのかも知れない。



言われた方は

一生懸命やってるのに、

『あんたばっかり楽して！』

『一人で頑張ってるみたいに言いやがって！』

みたいなことを

攻撃的に言われると


イラッときちゃうかもな。



コミュニケーションの大前提として

自分と相手は別の人間で

大切にしている価値観も

優しさの表現方法も

定義も尺度もまったく違う。


押しつけた瞬間、

すれ違う。


というのを

あらためて感じました。



夫婦も

親子も

職場も

友だちも



違う人間どうし、

敬意を払って接するのに

必要なのは

コミュニケーション力。

大切な人を、大切にするために。

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