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《自治体協働レポート》神奈川県箱根町/ 地域の担い手による子どもの見守り活動「はこねっこ・みまもるーむ」がスタート

2022年12月より始まった「箱根町子育てシェアタウン」。子育て世帯同士や地域の担い手との交流と互助をサポートし、町全体で子育てを頼りあえるコミュニティを目指しています。

「箱根町子育てシェアタウン」の取組みの一環として、AsMama認定・地域サポーター シェア・コンシェルジュや地域のボランティアによる子どもの見守り活動「はこねっこ・みまもるーむ」が2023年7月よりスタートしています。

箱根町では子育て支援制度が充実しているものの、日本有数の観光地で共働き世帯も多く、土日や夜間、長期休暇中の子どもの預かりや居場所に課題を抱えています。こうした現状をふまえ、今年3月より現地のシェア・コンシェルジュを中心に何度も話し合いを重ねました。

❶夏休みの子どもの居場所づくり
❷シェア・コンシェルジュや地域の人たちによる子どもの見守り力育成
❸地域の新たな担い手の発掘

を主な目的にすえ、まずは夏休み期間中に小学生を預かる会を3回、開催しました。
“箱根町の子どもたちを地域の人達で見守る場”の意味をこめて「はこねっこ・みまもるーむ」という名称でスタートした本取組みでは、宿題の見守り時間や、アイスキャンディづくり、公園遊び、英語遊びと毎回シェア・コンシェルジュの得意をいかした様々な活動を実施し、未就学児から小学校5年生まで延べ22人が、地域の人たちや異年齢の友だちとの時間を過ごしました。

夏休みの宿題をみてもらったり
英語のカード遊びを楽しんだり
だがしやさんも開店で、子どもたち大興奮!


子どもを参加させた保護者からは、
「全3回参加しました。子どもは毎回、楽しみにしていました」
「他学年の子と交流もできたので、とてもよかった」
「子どもが参加している間、買い物に行けてよかった」
「預かり中の写真を見せてもらい、楽しんでいる様子がわかって嬉しかった」
等の声が届きました。

終了後の振り返り会では、見守りスタッフをつとめたシェア・コンシェルジュや地域ボランティアの方から
「次回は、開催時間を長くしてお昼も一緒にとれるようにしよう」
「預かっている間の子どもたちのすごかったところ・頑張ったところなど
を、お迎えに来た保護者の方にもっとしっかり伝えたい」
と、今後の継続に意欲的な姿勢がみられました。
こうした意見をふまえて次回開催に向けた準備がすでに進んでおり、今後の取組みの発展に期待がもたれます。

箱根町では、急速な少子高齢化の解消や移住促進等を掲げ、令和4年度から子育て世帯同士や、子育てに協力する担い手が緩やかにつながる(交流)ことができ、必要に応じて頼り合える(互助)環境を目指し、「子育てシェアタウン」の構築を目指す事業をスタートしました。
当社は同プロジェクトの運営を受託し、担い手人材の育成や活躍支援、共助ICTアプリの活用支援を行っています。
●「箱根町子育てシェアタウン」アプリ登録者数:238人
●コミュニティ内の担い手人材の数:10人
(2023年8月末時点)

こうした取り組みに興味のある自治体や企業の皆さま、ぜひお問合せください。


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