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根拠のない情報は要注意

外反母趾、足底腱膜炎など一つの名称に様々な改善方法が述べられネット上に氾濫しているが果たしてどれが自分の症状と同じなのかが非常に分かりにくい
また、足の動きを述べずなぜ外反母趾になるのかの説明もない上にどこを治せば足の動きが変わるかの説明もない
しかもどのようにして改善をはじめどのような経過で結果どうなったかについて述べられているものがない

こんな記事を安心して信じますか?

足の動きを無視したアドバイス

意識では変わらない趾の動き

若いころから外反母趾が気になっていたが特に痛みもなく深刻には考えていなかったが、ここのところ親指(母趾)が2趾を押していたが乗り上がるようになってきた
心配になってお医者さんに相談した
医者は足を見るだけで『親指が乗らないような足の動きにして下さい』と言って終わり

あとは自分でといった感じで終わった

機能要求に合う靴を利用している


これであれば物理的には母趾は2趾の上には乗りようがない安心していたら膝や上半身にねじれが出始めたようで身体が背中から上部が少し外側で歪んできている足を見るとタコが広く硬くできている

このタイプの履物の間違い

利用者によって合う靴が違うと思う
このタイプは踵をしっかりサポートしてなおかつ足裏をバランスよく支える機能がないために踵の狂った動きを防ぐ機能がない
アーチが高く踵の回内の強い方には不向きな靴と言えよう
選択は自由といえども相談者の足の必要な機能を支え崩れを防ぐには適切な選択とは言えない

こんなことで当方のお客さんが紹介して同伴で来店された

これまでの経過、担当整形外科医のアドバイス、リハビリ医の話など一通り伺いバランスの崩れの原因と改善の説明をした

難しいのは患者さん(相談者)の意識です
アスケルを紹介して同行したのは内科医・医者です
しかし相談者の意識の中には整形外科医のアドバイスが意識深く残っているのか、当方の説明はあまりピンとこないようだ(当方の説明下手も原因か?)

足の指(趾)の動きを確認しながら変えていっている

専門医のアドバイスは心の奥に残る

『足は体重が乗って立って初めて動きが確認出るんです閉鎖的運動連鎖(Closed Kinetic Chain)と言いますが体重が乗っていないと運動の力は外に抜けてゆくので足の動きは正しく見ることができません』
と説明してもやはり手の指で足の趾の動きを変えようとする

実績をアピールする専門家の言葉も複雑に記憶の奥に残るようだ
大切なことは目標をしっかり定めることで、あれもこれも治したいと個別ヶ所の改善を考えないことをお勧めする
多くの方は外反母趾は痛みなく気にならないので形が良くなれば良いといわれるが、母趾がこの形になる足の動きがひざ痛、骨痛、股関節痛、背中の痛み、首のコリが次第に現れてくる

改善の箇所は集中すること

改善するなら折角だから、外反母趾、巻き爪、踵の痛み骨盤のゆがみなども治したいと思われるることは理解できるが
身体はすべて腰を中間の土台にして最終的には足で支えている
足のバランスがよくなると2週間程度の時間はかかるがその上にっている部位は少しづつ自然に変わり始める
小さな変化が起きるのでゆっくり変わり始めます

まずは外反母趾の足の動き動改善に集中することをお勧めする

足の動きがバランスよくなるとその上に乗る膝、股関節、背中、首まで正しい位置に自然に戻って来ます
足元をバランスよくするとあとは体の持つ力で自然に変わり始めます
この変化を助ける効果的なものは『座ストレッチ』です
無理せず毎日1回1分(1セット右足1分、左足1分)のアスケル座ストレッチを続けてください


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