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旅路

海が見える田舎町で家具屋を営んでいた祖父母が亡くなってから暫くが経つ。 不景気の現在はニトリやIKEAのテカテカしたファスト家具が猛威を奮っているけれど、お店には本革のソファだったり木製のテーブルだったり、カラフルな絨毯やカーテンが沢山あって、子どもながらにとても胸がときめく空間だった。 かくれんぼでカーテンの中にくるまったり、ベッドの間に隠れたりしてよく遊んだ。夜になると店は閉まり、昼間の明るさが嘘のように薄暗くなる。本来なら人にみせるべきではない空間にいるという事実や、

    • つまんないよ。

      昨夜(人生やり直せるとしたら、どこからやり直すかな・・・)とふと思い返してしまった。 やってしまったことや、残っている結果は変えることができないので、まあまあな自己嫌悪に陥ったのだけれど、やり直したいと思うようなポイントには大きく下記三点に分けられた。 ①目先の感情に乱されて(プレッシャーに負けて)結果が出せなかったこと ②人を大切にできなかったこと ③自分を表現する手段をもっていないこと 学生時代と社会人となった今では多少環境は違うけれど、今後の人生で後悔の種を減

      • 人生とは

        ずっと家にいるとオンとオフの感覚なくなるね。皆さんご機嫌よう、浅倉です。 寝っ転がりながらノート書いてます。 今回は人生について書いてみようかと思います。 なんちゃって嘘です。 タイトルに釣られたな? ふぉっふぉっふぉ。 外的なストレスが極限まで減っているからか、なーーんも書くものがありません。 ツイートで事足りてしまう。 ふぉっふぉっふぉ。 時間が生まれているから、新しい趣味でも始められるレベルだけど、なーーーんもしてない。 振り返ると、我が強い割に主体性

        • noteブーム、ちょっと落ち着いた…?

          ミーハー

          家の事情で札幌に泊まった夜、ひとりこれといってすることもなくて、街の小さな映画館に行った。 パリを舞台にバレリーナを目指す性同一性障害の主人公(自認性が女性で身体的には男性)の物語だった。 高校生という自意識の強い年齢ということもあり、周囲に上手く心を開けない彼女の内面に蓄積していく心の葛藤が丁寧に描かれていた。 フランスらしい芸術的な映画で音楽も映画も美しいものだったんだけど、観ていて辛かった。 最後まで観れて、今でも覚えているくらいに印象に残っている作品なんだけど、

          ミーハー

          けっこう聴いたなってアルバム

          こんばんは、浅倉です 今回のテーマはタイトルの通りです。 あまり専門的なことはわからないので、素人がなんか言ってるなくらいの感覚で読んでくださいね。 ① ポルノグラフィティ 『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』& 『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』 (2004) 通称「青リンゴ・赤リンゴ」といわれる初期ベストアルバムです。このアルバムまでポルノグラフィティにはTamaというドラマーがいて、3人体制を組んでいました。 小学生くら

          けっこう聴いたなってアルバム

          よく晴れたお正月

          初詣は嫌いだ。 普段はガランガランの神社に、わざわざ列をなしていく意味がわからない。 流行に飛びついて、流行りが終わったら見向きもしなくなる人みたい。タピオカやパンケーキに飛びつき、STAY TUNEしか知らないのにフェスでSuchmosの最前列を陣取る人のような匂いがする。 神仏にすがるのも嫌だ。神社にお参りして、物事が好転した試しがない。どうやら物事は一つ一つの行動の積み重ねでしか変わらないっぽい。 それはそれで世知辛い。 「人生に意味があるのか?」と問いかける人は、

          よく晴れたお正月

          あけおめ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ ことよろ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 皆さまご機嫌よう。長ったらしい顔文字を使えばギャルみが出るのではないかと考えました、浅倉です。 今回のお題はご本人の熱烈なご要望にお応えしまして、みんな大好き狸さんについて書きます。 英語が堪能で賢くて人柄も良い狸さんは、みんなから好かれるキラキラした存在。強いて弱みを挙げるなら、ちょっと自分に自信がなくて、恋愛に臆病なと

          かんなぎ

          こんばんは。あなたの心の赤いスイートピーこと浅倉です。 ノートのお題を募集したら、まさかの自分について書いてくれとかんなぎさんに言われてしまったため、顔も名前も存じ上げないツイッタラーについてノートを書くはめになっちゃった。 やれやれ(笑) かんなぎさんとのやりとりは、森見登美彦原作の「夜は短し歩けよ乙女」のアニメが面白かったっていうトピックから始まりました。 そして、同著者の「恋文の技術」っていう小説が好きってリプを返したら「その本読んでる人なんて初めて会いました笑」って

          かんなぎ

          恋と愛

          こんにちは、あなたの心をぶち抜く散弾銃こと浅倉です。 キャラに合わないお題をかわむさんから頂きました。ありがとう。 恋と愛の違いって、目線の長短にあると思っています。 恋はひと目見ただけで成立するけど、一目惚れを愛という人は少ない。 巷で人気のメンタリストよると、恋に落ちている時の人間の脳って、20分先のことくらいしか考えられないらしいです。 より動物的な情動なんだろうね。 対して愛は、対象の長期的な幸せを考えてとる行動だと思う。 たとえば「互いに恋に落ちている

          恋と愛