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ワーホリを使って個別株に投資する[STAKE]


1.最初は貯金1000万円を目標に稼ぐ

1.1 できる限り働く

オーストラリアのワーキングホリデーでは、就労時間に制限なく働くことが許されています。その上、最低賃金は$23-$29となっています。基本的に週38時間が就労目安となっています。しかし、多くのワーホリの方は50時間以上働く方もいらっしゃいます。また、農業の仕事に就くと、週に$2000稼ぐ方もいらっしゃるようです。もしこれを最大3年間続けると、貯金$100,000は必ず達成できます。全然夢ではありません。

1.2 空いた時間で勉強する

ワーホリでは毎日働いて稼ぐと、本当に疲れるし、お金もそこそこあるし、なんかそれで満足してしまいます。勉強なんてしたくないと思うのが、普通です。ただ、ここで少しでも株式投資について知ることで、今後NISAをするにしても、本格的に投資するにしても、基礎知識があるので、理解するのに時間が全くかかりません。なので例えば、Amazonがなぜすごいのかを調べてみることは、きっと今後の理解につながります。

1.3 余計な支出をなくす

これは正直、ほとんどの人ができないです。当たり前ですが、人間は腹が減りますし、友達と一緒に笑っていたいですし、ゆっくり寝たいです。言葉を変えれば、食費、交際費、家賃です。一番望ましいのは、家賃のみの支払いです。賄いつきのレストランで毎日働けば、食費は必要ないし、誰かと遊ぶ時間もありません。余計な支出の定義がわからない人は、とりあえず支出ゼロを目指しましょう


引用:nippon.com (https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00950/)


2.実際に個別株を買ってみる

2.1 将来性のある技術開発をしている会社を調べる

技術の本質を理解すること、商品の価値や需要を調べることは株式投資をやる上で、非常に重要なことです。例えば、生活日常品を売っている会社はディフェンシブ株と言われ、基本倒産することはありませんが、ボロ儲けはできません。今回の記事は、人生にやり直しが効く20代の方がターゲットですので、安定した資産運用より、リスクをとった長期投資に焦点を置きます。

2.2 会社の創設から現在までの歴史を知る

会社がどのように育ったか、会社は誰が、いつ、どのように、何を目的に始めたのかなど、つまり過去について知ることは、会社の未来の可能性を予測するための重要な定数です。一方、その会社に影響を与えるかもしれない世界規模の感染症や戦争などの変数は、数えきれないほどあるのでプロ投資家でさえ、予測はできません。まずは、確実なことから勉強します。

2.3 一旦、購入せずに1晩寝かして、買いたい理由を再度並べる

「絶対にこの会社は上がる」と思ったり、「株価が50円だけど開発しようとしている技術が凄いから1万円くらいなら買って良い」と思うことは、正直避けられません。「株価が仮に5年後に5万円になれば、1000倍だから、1万円買えば5年後1000万円になる!」となぜか頭が勝手に楽観的思考になりますが、まずは布団の中でよく考えてください。何か大切な要素を見逃している可能性がありますし、焦って買うことは投資において、より厳密に言えば、個別株投資において、”絶対にやってはいけないこと”です。なぜかというと、それは今後もやる癖がつくし、必ず後悔するからです。買いたくて仕方がないことも時にはあるし、気持ちもわかります。でも、1晩だけは落ち着いて、株式の購入を冷静に判断してください。

2.4 買う目的をもう一度考える

上記で述べましたが、寝る前の布団の中、そして朝起きた後のトイレでも、なぜその個別株を買う必要があるのかを整理してみてください。少しでも、懸念点が見つかれば、ひとまず冷静さを取り戻しますし、購入してすぐ買い戻す、という無駄な行動は無くなります。スタートアップへの投資は、夢を買えるかどうかですので、基本的には投機に分類されます

STAKEにある米国銘柄(Wall St)には、将来伸びそうなのに、株価がとんでもなく安いものも多く含まれます。この記事を書いた理由は、個別株投資をするというプロセス自体が「将来の皆さん自身への投資でもある」ということを知ってほしいからです。S&P500全世界株式にとりあえず突っ込み、低リスクで安定した株式投資をしたい方は、[ NISA ]をやった方がお得です

3. 0と1は全く違う

3.1 地獄を見るが、それが最区

上記のように、投資には当たり前ながら、リスクが付き纏います。株券を買った会社が倒産すること、特にスタートアップはそれが顕著です。しかしそれでも、なお個別株を進める理由は、みなさんが一所懸命に頭を使って考え、最終的に恐怖に打ち勝つとともに心に決め、株を買い、その会社が倒産し、お金が紙屑になる、という最悪のシナリオを実際に肌身を持って体験して欲しいからです

3.2 人生を破滅させるが、波乱万丈

  • 人生は一度きりですので、安定を求めつつ、お金をできるだけ稼ぎ、心の余裕を買う、という普通の道を歩むこともひとつの理想です。しかしその一方で、人によっては人生に刺激がなく、退屈に感じる方もいるかもしれません。自身がワーホリを終えた時、お金は少し減ってしまったけど、英語で仕事をした経験以外にも、貯金の作り方を知り、お金の使い方と失い方を学べた、と思えたなら、それを日本に帰っても生かすことができます。せっかく貯めたお金を失い、人生を狂わすかもしれないけど、それは絶対にあなたを強く、賢く、冷静な人格にしてくれます。


3.3 精神崩壊したけど、死ななかった

最低のシナリオとして、お金に対する恐怖や、投資に対する疑いが、精神を壊してしまうかもしれません。ただ、あなたの細胞はそれでも必死に生きています。どんなに辛い状況下でも、あなたの頭が混乱している裏で、頭以外の細胞があなたの体を支えてくれています。それ故、彼らのためにも、あきらめないで、挑戦し続けることが大切です。

引用:DIAMOND Online (https://diamond.jp/articles/-/3277074.)


4.まとめ

4.1 投資家ではなく、投機家

個別株投資は、調べてもらうとわかりますが、資産運用のためにしているのはプロの投資家がほとんどです。ごく一部の金がすぐに欲しい、いわゆる投機家が、一発逆転を狙って個別株を買っているはずです。これはあまり良くないことですが、それを学びと経験につなげられるのであれば、それも絶対ありです。そのような投機家を肯定はしませんが、やってることはほぼプロの投資家と変わりありません。違うのは 1. [慎重かどうか]と、2. [経験の差]です。しかしこの差は、"全くの別物"です。甘く考えてはいけません。

4.2 幸せを掴もうとしてはいけない

個別株、特にベンチャーやスタートアップは、数年後に破産する確率が非常に高く、プロの投資家でも、個別株はやらないと決めている人が多くいます。投資は目先のお金が一気に増えることで満足するものではなく、小さな複利の積み重ねや長い期間保有することによって得られた総利益で、満足するべきものです。

4.3 明るい未来に、期待してはいけない

株価の動きを楽観的にみていると、詰まるところ、どん底人生が待っています。個別株式投資はとりわけ、いつ何時も非常に高いリスクを持ち合わせていることを忘れてはいけません。また、株式市場は自身の人生を破滅できるポテンシャルが二十分に備わっており、あなたの人生を10分で奪えます。ゆえにどんな時も、常に冷静に物事を判断できる必要があります。

引用:MONEY PLUS (https://media.moneyforward.com/articles/8548)


5.最後に

5.1 あなたは日本の希望

かなり臭いタイトルではありますが、この記事を読めているということはあなたが日本人であると仮定します。今日多くの若者がワーホリで何かを得ようとしています。これはとても良いことだと思います。皆さんが世界を知ることで、日本をより好きになる人もいれば、滞在先の国を好きになり、永住する人もいます。特に前者の方には、ぜひワーホリを意味あるものにして欲しいです。だからこそ、しょっちゅう遊んだり、飲んだり、SNSやYoutubeを見たりと時間を無駄にしないでください。皆さんが成長できることを願っております。


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