自己PRをつくろう

こんにちは!

株式会社エイシルでインターンとして参加している22卒学生の相川真弓です。

8月に入り、選考を受け始めたよという方も増えてきたのではないかと思います。
そこで、本日は面接で話すための自己PRの作り方とその注意点についてお話していきます。

自己PRとは

自己PRとは、自己紹介とは違い、長所や強みのように、自分自身の魅力を伝えて
企業と自分がどうマッチしているのかを提案し、自分を売り込んでいくことです。

構成

自己PRは1分~2分で話せるもので、文字数では、
200〜450字程度でまとめられる内容だと良いでしょう。

PREP法*SDS法*などを用いて、魅力が伝わりやすい内容に修正していくのがベストです。

*PREP法…
「Point(結論)」、「Reason(理由)」、「Example(実例・具体例)」、「Point(結論)」の順で文章を作成すること。
*SDS法…
「Summary(要点)」、「Details(詳細)」、「Summary(要点)」の順で文章を作成すること。

大まかな構成は以下の通りです⏬

①大学・学部・名前
②強み
③強みと感じた経緯や経験
④その企業においてどう強みが活かせるか
⑤終わりの合図と御礼

実際に作ってみよう

①は省略します。

②の強みは初めに話し、端的に表しましょう。

社会人の方は結論ファーストを好みます。
自己PR以外の質問でもそうですが、
必ず最初に要点を持ってくるようにしましょう。
また、「私の強みは粘り強さです」など、
イメージしやすく、簡略で分かりやすいものだと相手も聞きやすいです。

③は、自分が話したい事で大丈夫ですが、
「他には?」と聞かれたりしてもいいよういくつか用意しておきましょう。
他人と比較ができる内容で、数字が入っていれば、わかりやすく素敵な自己PRとなるでしょう。

④の企業において強みがどう活かせるかは重要です。
最終的に、人事の方は、学生が入社後にどのように活躍してくれるかイメージしながら採用活動をしています。
私の強みは「会社の求める人物像と合っていますよ」とアピールするものですから、④がなくては自己PRとして成り立ちません。

まとめ方はシンプルに一文でも構いませんが、業界・企業・職種によって、求められるものも違うので、それにあわせて自己PRを変えていきましょう。
以下に例を載せておきますね!

Ex.1)官公庁系など規則がしっかりしている会社:
「計画段階から確認を繰り返し、正確性を高めています」

Ex.2)営業職:
「誰とでもすぐに仲良くなれるコミュニケーション能力があります」

⑤最後に必ず「以上です。ありがとうございました。」を付けましょう。
質問の回答が終わることの合図と、回答する機会をもらったことへの御礼のため、丁寧にしましょう。

注意点

実際に選考に進んだ際に想定できる注意点をお話しします。

・ESには話せる内容を書くこと

自己PRはESだけでなく、面接でも問われることがほとんどです。
聞かれなかったら幸運というくらい、頻出の質問です。
そのため、「書いたはいいけど、話すとなると言い回しが難しいな」というような内容は控えましょう。

他人との比較ができる内容
先程もちらっと言いましたが、他人と比較することは重要です。
人事の方は、年間を通して、何人もの学生を見ています。何年も人事を務めている方であれば、何十人、何百人とみてきたことでしょう。

そんな中で、例えば、5人が連続で粘り強いという強みを持っていて、根拠の部分で野球の話をしたらどうですか?
せっかくの自己PRも人事の方には「またか…」と思われてしまうかも。

そのため、なるべく、ありきたりにならないように表現を工夫したり、聞いていて面白い内容にするほうが、人事の方には響きやすいでしょう。

数字を入れること

他人との比較に少し似ていますが、数字をうまく入れることが出来れば、メリットしかありません。
社会人の方は、抽象的に「とても」や「たくさん」と表現されるよりも、数字を使って、「昨年度の2倍も」「毎日100回」の方が、よりイメージしやすいので、強みがどうして魅力なのか伝わりやすくなります。

しかし、数字といっても、使い過ぎてしまったりすると、情報量が増えて、話が入りにくくなってしまうので、気を付けましょう。

丸暗記はNG

万が一、面接で緊張のあまり、内容が飛んでしまったらどうしますか?
丸暗記してしまうと、内容が飛んでしまったとき、思考停止に陥り、どこまで話したのかすら忘れてしまい、パニックに陥ります。
そこで、伝えたい要点を整理できてさえいれば、数秒止まってしまったとしても、アドリブで話せますよね。

強みは会社の求める人物像に沿わせること

企業や職種に併せた自己PRをかくために、企業の採用ページや説明会で
「活躍している社員の人物像」、「社風」、「求める人材」など、提示されることも多いですが、どんな人だったら求める人物像に近いか、強みがあっているか、必ず一度確認してから面接に臨みましょう。

例えば、プログラマー職では「分からないことを自力で調べる」自主性や
「社内外の人とも一緒に何かを作る協調性、コミュニケーション能力」など
求める人材要素に上げる会社さんも多いので、参考にしてみてください!

アドリブのように話す

就活生の方に多いのが、セリフのように話してしまうことです。
例えば結果が出た時の文章は笑顔で話すなど、感情のこもった話し方をすることで、相手への話の入り方にかなり差が出ます。

必ず添削してもらう

添削は絶対行うようにしてください。
添削を行えば、相手がイメージしやすいか、きちんとPRできているかの反応がもらえるだけでなく、内容のブラッシュアップもできます。
納得のいく自己PRを作るためには必要不可欠です。

参考までに

実際の例として私の自己PRを乗せておきます。

〜此処から〜

私は向上心の塊です。
私は現在スターバックスでアルバイトしており、お客様とお話をする事が大好きです。
そこで、店舗の売上やお客様満足度に繋がるような接客をしたいと考えました。
1つ目に、どんなカスタマイズが美味しいのか
2つ目に、どう話したら美味しそうにおすすめ出来るかを、日々分析と練習を重ねました。
最終的には、カスタマイズ選手権を店舗で行い、売上を前年比6%もあげることに成功しました。
この経験から、貴社(口頭は御社)に入社しても、
持ち前の向上心を活かして、常に上だけを向いて行動します。

~此処まで~

大体1分程度の内容ですが、2分でと言われても、話せるようにいくつか用意しておくことをお勧めします。

まとめ

本日は面接に向けて、自己PRの作り方をお話してきました。
企業ごとに毎回作り直す必要はありませんが、まとまった時間を作り、
満足のいくものを作成してみてください!

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!
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次回、また、お会いしましょう~(^^)